吉岡里帆、田村正和との共演は「一生忘れることのない時間」『眠狂四郎 The Final』で時代劇初挑戦

ドラマ
2018年01月22日

『眠狂四郎 The Final』 田村正和が主演する時代劇『眠狂四郎 The Final』(フジテレビ系)が、2月17日(土)午後9時から放送されることが決定した。

 「眠狂四郎」は柴田錬三郎の豪剣小説の主人公。幾度となく映画やテレビでシリーズ化されており、名優たちが眠狂四郎を演じてきた。田村は、1972年~73年の連続ドラマで狂四郎を演じており、フジテレビ系列の制作としては、およそ半世紀の時を経て「田村正和×眠狂四郎」が復活する。

 さらに、女優・吉岡里帆の出演が決定。吉岡は時代劇初挑戦で、田村とは初共演となる。吉岡が演じるのは、武家の娘・操(みさお)。操はある日突然、狂四郎の前に現れ、狂四郎のことを「父上」と呼び、皆を驚かせる。

 『眠狂四郎 The Final』では、複雑な生い立ちを持ち、伝説の剣を操る孤高の眠狂四郎が、江戸に戻り自らの出生や運命に立ち向かう。さらにシリーズ史上最強の敵となる、狂四郎と同じ円月殺法を使う妖術の使い手・加賀美耀蔵(椎名桔平)が立ちはだかる。

<吉岡里帆 コメント>
◆出演を聞いた時の感想
「私の祖父母が時代劇好きで、父が歴史好きなこともありつつ、私自身やっと念願の時代劇に出演できるという喜びでいっぱいです。また京都で撮影できるのもうれしかったです。私は撮影所の近くの太秦で育ち、18歳のころ、エキストラとしてお世話になったこともありました。その時は“いつかちゃんとセリフを言いたいな”と憧れていたので、自分のセリフを持って、自分の役を担って帰って来られてとてもうれしいです」

◆田村正和さんとの共演について
「田村さんとご一緒できると聞いて、とても驚きました。今回出演するにあたって(市川)雷蔵さんの作品から拝見させていただいたのですが、『眠狂四郎』というこんなに長年愛されている歴史小説の作品の中に自分も入れて頂けるかと思うと不思議な気分です。田村さんは、私の中では“生きるレジェンド”と言いますか、“本当に実在されるんだろうか?”と思うくらいの銀幕スターという存在です。そんな田村さんのお芝居をそばで見られること、眠狂四郎として存在していらっしゃるお姿を拝見できることは、役者としてとても貴重な経験で、一生忘れることのない時間を過ごしているんだろうなとかみ締めています」

◆自身の役どころについて、演じる上で気をつけたこと
「私が演じる操は、武家の娘さんなので、すごく活発で芯がしっかりしていて筋が通った、真っすぐで凛とした女性だと思います。しかも頭がよくて人の心をしっかり読み取ろうとする温かい心を持ち合わせているのですが、実は父の教えに縛られていると感じました。今までの時代劇ではあまり見ない新しい風が吹くような女性ととらえて演じました」

◆時代劇を演じる難しさについて
「やはり時代劇の所作はとても難しく、先生に横について頂き、1シーン、1シーン丁寧に撮影しました。仕草やそぶりは役の延長線上にないといけないと思っているので、表現がとても難しかったのですが、微妙な機微やニュアンスは撮影しながら日本人が忘れかけているしぐさやあり方を学ばせていただきました」

◆視聴者へのメッセージ
「この作品は、当時の宗教や差別のある世界で生きてきた人たちの“叫び”や言葉にして発せられなかった繊細な思いが詰まっている切なく、そして求心力のある作品です。狂四郎が長年抱えてきた想いが今作でこぼれ落ちるのではないかと操から見ていて思います。ぜひ見てください」

ドラマスペシャル『眠狂四郎 The Final』
フジテレビ系
2月17日(土)午後9時~11時10分放送

<出演者>
田村正和(眠狂四郎 役)
吉岡里帆(操 役)
八嶋智人(金八役)
津川雅彦(松平主水正 役)

名取裕子(文字若 役)
椎名桔平(加賀美耀蔵 役) 他

©フジテレビ

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