AKB48のメンバーとして最新シングル『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』で「じゃんけん選抜」入りを果たしたほか、個人でも今年3本の主演映画公開が控えるAKB48(TeamB)の藤江れいなさん。活躍の場を広げている彼女に、2月4日(火)から上演が始まる初主演舞台「アルゴリズム、虎よ!」やこれまでの活動、そしてプライベートについて話を聞きました。
ステージと客席との近さには慣れてます!
――2013年は、AKB48のメンバーとしても個人としても大忙しの一年だったと思いますが、振り返ってみてどうですか?
AKB48では、一番大きかったのはじゃんけん選抜に残れたこと。前回のじゃんけん選抜でも2位になったけど、あのときは年齢の制限があって、遅い時間帯の番組に出られなかったり、いろいろ出られる機会が減ってしまったりして。でも今はもう何時でも出られるようになったので、やれることの幅が広がったのがうれしいです!
――今回の舞台について教えてください。主演と聞いたとき、どう思われましたか?
素直にうれしい! と思いました。4年前に舞台に出させていただいたときは主演ではなくて、まだ高校生だったこともあって、周りの方々が支えてくださって何とか…という感じだったんです。今回は主演なので、どちらかというと引っ張っていかなければいけない立場。ちゃんと引っ張っていくくらいの気持ちで挑みたいと思ってます。
――AKB48として経験したことで、何か舞台に生かされていることはありますか?
AKBのシアターはステージと最前列のお客さんとの距離が1メートルないくらいなので、お客さんとの距離の近さには慣れてます!その点は生かされると思いますね。AKB48のメンバーとしてやってきて、もう8年目になるので。
――個性的な作風で知られる福田雄一監督の『天魔さんがゆく』では本人役でドラマ出演されていましたが、演じてみてどうでしたか?
とっても勉強になりました! 私は本人役ということで、特に役作りもなく素でいけたかなって感じだったんですが、共演者の方は有名な方ばかりで、アドリブをバンバン入れてこられて…。私もアドリブが入れられる女優さんになれるように頑張っていきたいです。
――演技する上で何か気をつけていることはありますか?
今回の舞台に関して言えば、舞台はやっぱり生ものなので、間違えてもやり直しが利かないから、まずは間違えないように完璧に覚えることが大事だなと思います。
あとは、コメディなので、皆さんに笑いを提供できたらうれしいです。
『天魔さん』のときにできなかったアドリブにも挑戦できたらいいな(笑)。
握手会に来てくれるファンの方の中には、「もうチケット取りました!」と言ってくれる方もけっこういて、人によっては「全公演観に行くよ!」っていう方も。
そういうファンの方のために、毎回同じお話なんだけど、毎回違ったものに見えるような、そんな演技ができたらと思います。