初夏公開の映画「焼肉ドラゴン」に大谷亮平が出演していることが分かった。
本作は、朝日舞台芸術グランプリ、読売演劇大賞および最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞した同名舞台の映画化。舞台で作・演出を手掛けた鄭義信の初監督作となる。
長女・静花役を真木よう子、次女・梨花役を井上真央、三女・美花役を桜庭ななみ、静花への思いを秘めたまま梨花と結婚する男性・哲男役を大泉洋が演じる。
今回、大谷亮平の出演情報が解禁。大谷は根岸季衣演じる長谷川美根子と夫婦関係でありながら、「焼肉ドラゴン」一家の三女・美花(桜庭)と秘めた恋を繰り広げる男・長谷川豊役を演じる。長谷川をめぐり、美花と美根子が嫉妬心むき出しで繰り広げる激しいバトルも見どころだ。
その他、静花に熱烈なアプローチをする男性にハン・ドンギュ、「焼肉ドラゴン」の常連客にイム・ヒチョル、宇野祥平、長男で末っ子の時生役に大江晋平など、実力派俳優たちが脇を固める。
<大谷亮平 コメント>
日本で活動を開始してから初めて、韓国、在日の方々が題材となっている作品に携われたこと、そして70年代当時、在日の方々が異国の地で国の誇りを捨てずに必死に生き抜こうとする姿を描いた作品に携われたことは、自分にとって非常に貴重な経験となりました。
今回、日韓キャストが力を合わせ素敵な作品になるよう意気込んで撮影をスタートさせたわけですが、撮影当初は日韓キャストの間に言葉の壁があり、私が通訳のような役割をさせていただいたりする場面も多々ありましたが、撮影が進むにつれて、それぞれがお互いの国の事を話したりと言葉の壁が解かれていき、自然とお互いの共通語ができたかの様に会話が成立していく空気感がすごく印象的でした。心温まる家族愛にあふれた作品です。ぜひご覧ください!
「焼肉ドラゴン」
初夏、全国ロードショー
<ストーリー>
万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕…。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる―”それが龍吉のいつもの口癖だ。そして店の中は、静花の幼馴染・哲男(大泉洋)など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで泣いたり、笑ったりー。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。
原作:戯曲「焼肉ドラゴン」(作:鄭義信)
脚本・監督:鄭義信
出演:真木よう子 井上真央 大泉洋
桜庭ななみ 大谷亮平 ハン・ドンギュ イム・ヒチョル 大江晋平 宇野祥平 根岸季衣 ほか
配給:KADOKAWA ファントム・フィルム
製作:「焼肉ドラゴン」製作委員会
©2018「焼肉ドラゴン」製作委員会