『舞台「煉獄に笑う」テレ朝チャンネル オリジナル版』が、CSテレ朝チャンネル1で2月25日(日)午後4時から放送される。
本作は、唐々煙による大人気コミックス「煉獄に笑う」の舞台化。脚本・演出は西田大輔が手掛け、昨年夏に東京と大阪で上演された。
テレ朝チャンネルでは、テレ朝チャンネルオリジナル版として舞台裏でのマル秘エピソードに加え、演出秘話などが聞ける副音声つきで放送。副音声には、崎山つばさ、中村誠治郎、脚本・演出を手掛けた西田大輔が参加している。
<崎山つばさ、中村誠治郎、西田大輔コメント>
◆あらためて、舞台「煉獄に笑う」をご覧になっていかがでしたか?
西田:僕は原作がある作品の場合、原作のセリフを変えないことを心掛けているんです。でも、やはりどこか違和感が生まれたりすることもあるのですが、あらためて煉獄に関しては、違和感がほとんどないと感じましたね。そして見どころとして、今回は時間の流れやストリーの展開を映像に頼らず、舞台装置にこだわって演出しました。足場がパズルのように動くので、役者は大変だったと思います。
崎山:そうですね、常に意識を研ぎ澄ませていました。少しでも気を抜くと、踏み外しちゃうので。
中村:舞台装置を動かしているスタッフも大変だったと思うし、役者側もさらに緊張感が生まれて燃えましたね。
西田:でも、原作は谷底で戦っているからね(笑)
◆稽古場の雰囲気はいかがでしたか?
中村:今回、つばさが挿入歌を担当していて、それが稽古場でかかると歓声が上がっていたよね?
崎山:そうなんです。でもその場では意外と気づかず、公演中に気づいた人もいましたよ。今日も現場に来て曲が流れるとすぐあの時の感覚が甦ってきたし、今でもスイッチがはいってワクワクします。
西田:舞ちゃん(浅田)は、すごく真面目な子だったな。初舞台でもあったのだけれど、殺陣の技術が一番伸びたと思います。やはり立ち姿が美しいし、誰かのマネではなく自分の持っているものを出せていてすごく良かった。亜美ちゃん(前島)とつばさは、稽古の時から既にシンクロしているのを感じたよ。
崎山:亜美ちゃんは本当に真摯に役に向き合う真面目な子ですよね。
西田:拡樹とつばさは、役柄と実際の関係性がリンクするところがありました。拡樹は失敗を恐れないところがあって、それを臆さず変化していく。つばさは最初から完璧なものを見せようというマインドでぶつかってくるから、その差が面白かったかな。
崎山:拡樹君は自分の背中を見せてくれる人で、その風を感じてすごく刺激を受けました。
◆公演中のエピソードを教えてください。
中村:僕とつばさは楽屋が一緒だったんです。僕は前半、つばさが後半の楽屋の番人になっていました。お互い「頑張ってね~」って。お見送りしていましたね。
西田:そういえば出番じゃない時、2人とも何をしていたの?
中村:弁当を食べたり…。
崎山:それもありますね(笑)ファンの方からいただいた手紙をじっくり読ませていただいたりしていました。
中村:そうそう、皆さんすごく真面目に舞台を見て感想をくださるから、手紙はホントにうれしいですね。
西田:実は僕も拡樹やつばさのファンの方から手紙をもらうことがあるんだよ。今って直筆で想いを伝えることってないじゃない。手紙って舞台独特の文化ですごくよいよね。
崎山:こう話していると、またあの現場に戻りたくなりますね。
中村:西田さん、ぜひまた機会をつくってください(笑)
舞台「煉獄に笑う」テレ朝チャンネル オリジナル版【副音声あり】
テレ朝チャンネル1
2月25日(日)午後4・00~7・30
脚本・演出:西田大輔
出演:鈴木拡樹、崎山つばさ、前島亜美
小野健斗、納谷健、碕理人、林田航平、釣本南、山下聖菜
村田洋二郎、中村誠治郎、浅田舞、角川裕明
※放送日時は変更になる場合があります