鈴木亮平主演の大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合 ほか)の第9話(3月4日(日)放送)に、女優の田中道子が初登場する。
ミス・ワールド2013日本代表に選ばれ芸能界入りした田中は、2016年に女優デビュー。これまで、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(16年)、『貴族探偵』(17年)に出演した。大河ドラマ出演は今回が初となる。
『西郷どん』で田中が演じるのは、品川宿にある旅籠「磯田屋」の給仕・タマ。高梨臨演じるふきの同僚だ。街道をやってくる旅人やさまざまな国の藩士たちが行き交う旅籠で、ふきやタマたちは、大山格之助(北村有起哉)や有村俊斎(高橋光臣)ら薩摩藩士の顔なじみとなる。磯田屋を舞台に、吉之助(鈴木)は、さまざまな政治工作や情報収集に動いていく。
田中は大河ドラマ初出演について「デビューして1年ちょっと。3作品目の作品が時代劇で、しかも大河ドラマということで、最初はすごく不安でした。ただ、主演の鈴木亮平さんに最初から役名の“たまどん”と呼んでもらったり、鹿児島のお土産をいただいたりして緊張がほぐれて非常に助けていただきました」と。
現場では壮大なセットとそれに対応する役者陣に驚いたそうで「“セットに飲まれてしまうから、芝居は大げさかなと思うぐらいがちょうどいい”と皆さんおっしゃっていたんです。私にはその引き出しがまだまだ少ないので、もっと経験を積まなければと思いました」と決意を語っている。
大河ドラマ『西郷どん』は、NHK総合にて毎週(日)後8・00放送。BSプレミアムでは毎週(日)後6・00放送。