芳根京子主演の月9ドラマ『海月姫』の第7話(2月26日放送)より、伊藤ゆみが出演することが決定した。
伊藤が演じるのは、賀来賢人演じる実業家のカイ・フィッシュが誰よりも信頼をおく優秀な秘書・ファヨン役。カイとは、幼い頃から恵まれない環境で共に育った幼なじみでもあり、カイの洋服に対する思いを知っているが故に、カイに対して仕事関係以上の気持ちを秘めているミステリアスビューティーという役どころだ。
2月26日放送の7話では、6話最後に鯉淵修(工藤阿須加)から告白された倉下月海(芳根京子)は大混乱。尼~ずに相談できない月海は、蔵之介(瀬戸康史)に電話。話を聞いた蔵之介はどういうつもりで言ったのかと修に尋ねると、修は交際を求めているのではなく、月海にプロポーズしようと思っていると告白。いきなりそんなことをしたら月海がどうなるか分からないと、蔵之介は修を諌める。しかし月海宛てに一通の手紙が。差出人は修。内容はまさに月海へのプロポーズだった。
全員が大混乱に陥る中、千絵子の母で天水館のオーナー・千世子(富山えり子・二役)が現れ、デベロッパーに天水館を売るので尼~ずに早く出て行けと迫る。蔵之介は服を売って天水館を買いたいと話すも、千世子は早速、売却契約に行くと出て行ってしまう。
しかし、千絵子は母に内緒で天水館の権利証を隠していた。契約までの時間を引き延ばした月海たちは、ジジ様(木南晴夏)の提案でファッション界のバイヤーやスタイリストなどが集まるプロモーションスペースに出店することに。そこで月海たちはカイ・フィッシュとファヨンの2人に巡り会う。
カイは、香港やシンガポール、ソウルなどアジア各国でセレクトショップを展開する実業家。最近は日本に力を入れており、出店したばかりの東京のセレクトショップの状況を視察しに来ていた際に、偶然にも月海や蔵之介たちに出会うことに。月海がデザインをしたクラゲドレスをひと目見て、月海のデザイナーとしてのセンスを感じ取ったカイは「ドレスとワンピースのデザインを私に売ってください」と申し出る。あまりに突然な申し出に月海も蔵之介も困惑してしまう。
<伊藤ゆみ コメント>
◆伊藤ゆみ名義で活動をスタートされてから今年で10年。思いをお願いします。
「短かったような長かったような10年だった気がします。ICONIQとして歌手デビューもしましたが“伊藤ゆみ”という名前は女優業をやっていこうという思いから付けた名前なので、今こうして女優として活動できていることをうれしく思います」
◆『海月姫』へ出演することの感想をお願いします。
「お話をいただいた時は本当に喜びました。私自身が、くらげ好きということもあり、主人公の月海の気持ちに共感できるところも多く、毎週楽しく見させていただいています。今回演じさせていただく役は、オタク女子ではなく、ファヨンという一見クールな女性の役ですが、彼女を演じていくごとに、彼女の内面に秘めている強さやもろさに、私自身も気付かされることがあり、日々刺激を受けています」
◆実際に撮影をしての感想、瀬戸さん演じる蔵之介と共演しての感想をお願いします。
「初めましてのごあいさつの時から、既に女装されていたので、まずその美しさに驚きました。女性の私から見ても、女性でした!人見知りな私ですが、現場でも空気を和ませてくれたり、先日は携帯の充電器も貸していただいて(笑)。気さくに受け入れてくださったので、とても楽しく撮影させていただいています」
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
「ファヨンは7話からの登場なので、皆さんにどういう風に見ていただけるか正直、緊張もしますが、最終回に向けて、さまざまな人々の強い想いが感じられる展開になると思うので、楽しみにしていただけたらと思います」
『海月姫』
フジテレビ系
毎週月曜 午後9時~9時54分放送
©フジテレビ