森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真による演劇ユニット「TEAM NACS」の第16回公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」東京公演が、3月14日によりTBS赤坂ACTシアターで開幕。公演に先駆けて囲み取材が行われた。
「TEAM NACS」としては、約3年ぶりとなる本作は、メンバーの故郷である北海道が二分されていたかもしれないという史実を基に、突然「占守島(しゅむしゅとう)」に攻めてきたソ連兵に立ち向かった兵士たちの物語。脚本は映画「永遠の0」や「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」などを手掛けた林民夫が担当している。
「約3週間に渡る東京公演。最後の最後にとんでもないボリュームがやってきたなと(笑)。もう一度気を引き締めて頑張っていきたい」とあいさつしたリーダーの森崎は、6年ぶりに原案・演出を担当。「この人たちを演出するのは勇気が必要。4人は素晴らしいドラマや映画に出演している俳優さんですから、その人たちを演出するのは非常に重圧と申し訳なさがある」と心境を吐露すると、「そこは20年を越えたチームとして、しっかり楽しもうと演出させてもらいました。期待以上の物語になってくれたし、役者として素晴らしい人たちだとあらためて実感しました」と期待を寄せた。
そんな森崎に対し、大泉は「やっぱり森崎じゃなければ、得られない満足感があると思います。曲を作ってくださったNAOTOさんとのコンビネーションがやっぱり素晴らしくて。最後に壮大な感動を呼ぶ盛り上がりは森崎じゃなければ出せない醍醐味。TEAM NACSのファンの方も喜んでくださると思う」と絶賛した。
また「より健康管理に気をつけたい」と語った音尾が「各都市食べ物がおいしかったものですから、4人には内緒でお腹を壊しておりました(笑)。それでご飯を抜いていたこともありましたので、東京ではしっかり体調管理をしたいと思います」と告白。腹痛が発生したのが福岡と判明すると、「着いてすぐ、“ホルモン焼きを食べました!”って自慢気に言ってたじゃねぇーか」と大泉にツッコまれていた。
TEAM NACS第16回公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」は、TBS赤坂ACTシアターにて4月1日(日)まで上演。