俳優の高杉真宙が、9月1日(土)公開の劇場アニメーション映画『君の膵臓をたべたい』で主人公「僕」役で声優に初挑戦することが決定した。
『君の膵臓をたべたい』は、小説家・住野よるのデビュー小説作品(双葉社刊)。2015年6月の刊行され、昨年7月には実写映画も公開された。
高杉は「今回初めて声のお仕事をやらせていただきますが、自分が本当にやりたかったお仕事の1つなので、とてもうれしく思っています」と喜びを語り、「声だけで演じるというのは、実写の映画やドラマでのお芝居とは全然違うものだと思いますので、自分のキャラクターをしっかりと理解して、しっかりと自分らしく表現できたらいいなと思っています」と新たな挑戦への意気込みを語った。
また、ヒロイン・山内桜良役をテレビアニメや吹き替えで活躍する若手声優・Lynnが演じることも決定。監督は牛嶋新一郎、アニメーション制作はスタジオヴォルンが担当することも発表された。
さらに、高杉の声も入った予告編も解禁。クラス一の人気者の山内桜良の秘密を知ったクラス一地味な「僕」。秘密を言う相手もいないと言う「僕」に対して、君しか頼れないと話す桜良。そんな二人が話す、「死ぬまで仲良くしてよ?」「君は本当に死ぬの?」という青春とは似つかわしくない言葉の数々。二人の距離にはまだ名前がない――“きみすい”の世界が、アニメーションならではの美しい映像世界の中で描かれる。
https://www.youtube.com/watch?v=dVfFcnq2E9I
<コメント>
■高杉真宙/「僕」役
◇劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」に、声優として出演が決まった際の気持ちは?
まずは驚き、そのあとうれしさや緊張などがこみ上げてきました。元々マンガやアニメが大好きで、いつか声のお仕事ができたらいいなとずっと思っていたので、こうしてやらせていただけるということが決まり、頑張らなくてはという気持ちがすごく強いです。
◇「君の膵臓をたべたい」という作品の印象は?
台本を読んでから小説を読ませていただいたのですが、桜良の台詞で、自分のなかにずっしりとくるものがけっこうあって、ずっと桜良だけが色がついているという感覚でした。それは、「僕」という役として読んでいるからということもあると思うのですが、いろいろと考えさせられることが多いです。
◇声優初挑戦ですが、アフレコへ向けて準備したことはありますか?
台本を読んだり、いただいた資料を見たり、テストアフレコというものをやらせていただいたりしました。テストアフレコをする前までは分からないことも多かったのですが、いろいろ教えていただいて、自分の入ったことのない世界にやっと踏み出した感じがしています。実感も湧いてきましたし、もっとしっかりとこのキャラクターのことを理解して演じていきたいなというのもあって、あらためてもっと台本を読み込もうと思いました。
◇アフレコへ向けての意気込みをお願いします。
今回初めて声のお仕事をやらせていただきますが、自分が本当にやりたかったお仕事の1つなので、とてもうれしく思っています。ただ、声だけで演じるというのは、実写の映画やドラマでのお芝居とは全然違うものだと思いますので、自分のキャラクターをしっかりと理解して、しっかりと自分らしく表現できたらいいなと思っています。頑張りますのでよろしくお願いいたします。
■Lynn/ヒロイン・山内桜良役
◇劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」への出演が決まった際の気持ちは?
ものすごくうれしかったです。実写映画を観に行ったタイミングでちょうどオーディションのお話をいただいて、原作小説とコミカライズも読ませていただき、あらためてとても素敵な作品だなと感じました。桜良というキャラクターが本当に魅力的で、何が何でも演じたいという強い思いで、気合を入れてオーディションを受けさせていただいたのを覚えています。実際に桜良役を演じさせていただけることになり、すごく光栄で、もちろん緊張や不安もあるのですが、ただただ本当に、うれしい気持ちでいっぱいです。
◇「君の膵臓をたべたい」という作品の印象は?
タイトルで衝撃を受けると思うのですが、そこからは想像ができないような、暖かくて、悲しくて、繊細なストーリーという印象です。はっとさせられる台詞がたくさんあって、なんとなく日々を過ごしてしまっていた自分はだめだったなぁと考えさせられました。明日からの生き方が変わっていくような、自分の人生観みたいなものが変えられるような、そんな作品だなと思います。
◇山内桜良という役どころについて
笑顔がすごく印象的な女の子なので、朗らかさやにこやかさは常に大事にしつつも、弱い部分や真剣な表情も時折垣間見えるので、そういった面もしっかりと伝えられるように、心の微妙な動きというのを大事にしていきたいと思っています。
◇意気込みをお願いします。
本編は高杉さん演じる「僕」とのかけあいが多く、ほぼふたりの会話劇なので、アフレコ現場での空気感を大切にしていきたいです。
そして、一言一言丁寧に心をこめて、観てくださるみなさんの心を動かすような作品にできればと思っているので、気持ちをこめて、全力で、楽しく、後悔のないように、一生懸命桜良として生き抜きたいです。
「君の膵臓をたべたい」
9月1日(土)全国ロードショー
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社 刊)
原作イラスト:loundraw
監督・脚本:牛嶋新一郎
キャラクターデザイン・総作画監督:岡勇一
美術監督:小川友佳子
音楽:世武裕子
アニメーション制作:スタジオヴォルン
配給:アニプレックス
全国共通特別鑑賞券
3月17日(土)発売
価格:1,500円(税込)
特典:A4クリアファイル
※当日一般1,800円
※特典は数に限りがあります。なくなり次第前売券のみの販売となります。
©住野よる/双葉社 ©君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ