舞台『トリスケリオンの靴音』が初日を迎え、作・演出の堤泰之、出演者の碓井将大、赤澤ムック、粟根まことからコメントが到着した。
とある田舎町。町の活性化をはかるために様々な取り組みが行われていたが、その中に、町出身の彫金家・見城海山の工房を資料館として公開しようというプロジェクトがあった。海山が亡くなって十数年。担当になった建設事務所職員・佐久間(碓井将大)はまだ若く、海山のことをよく知らないのだが、資料館の開設のために奔走する。
資料館の管理人を任されたのは、海山の弟子だった男・土門(粟根まこと)。土門は海山が亡くなった後も毎日生家に通い、掃除をし、花を生けていた。佐久間は土門から海山の破天荒なエピソードをいろいろ聞かされていくうちに、徐々に海山に興味を持ち始める。
資料館のオープンまで1か月を切ったある日。一人の女(赤澤ムック)が現れる。女は海山の娘だと名乗る。女を見た土門は驚く。彼女は海山の失踪した妻と瓜二つだった…。
女の出現によって、プロジェクトは思わぬ方向へ向かって行く。海山の知られざる過去とは?偶然出会ってしまった三人を結ぶ運命の糸とは?その謎を解き明かす鍵となるのは、海山の残した1点のペンダントだった…。
<コメント>
■堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)/作・演出
役者は3人ですが、登場人物は10人くらいいますので、想像力を働かせてお楽しみください。
■碓井将大
単純に考えて1人30分喋っている。ドキドキ、そしてワクワク。
お客さんと一緒に楽しみたいです。
■赤澤ムック
演技の面白さが詰まっている作品です。
久々の舞台俳優に緊張 しますが精一杯頑張ります。
■粟根まこと
美男と美女に挟まれて、おじさん、右往左往です。
舞台『トリスケリオンの靴音』
<作・演出>
堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)
<出演者>
碓井将大・赤澤ムック・粟根まこと
■東京公演
3月28日(水)~4月8日(日)
赤坂RED/THEAER
■大阪公演
5月11日(金)~13日(日)
一心寺シアター倶楽
料金:4,800円(税込・全席指定)
※未就学児入場不可
※開場は開演の30分前
公式ホームページ:http://no-4.biz/triskelion/