舞台「雲のむこう、約束の場所」が開幕し、公演前に行われた囲み取材&公開ゲネプロに、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、高田翔(ジャニーズJr.)、伊藤萌々香(フェアリーズ)、湖月わたる、松澤一之、浅野温子が出席した。
世界から注目される新海誠の初長編アニメーション作品を初舞台化した本作。若い男女の葛藤を中心に描かれた原作の魅力に加え、舞台版では分断された2つの国に暮らす大人の背景も描かれる。
座長を務める辰巳は「この作品は、このカンパニーでしか作れない自信があります。1人ひとりの役をみんなで話し合い、すごく濃密な稽古期間を過ごさせていただきました」と作品をアピール。初の純愛作品に「伊藤さんが本当にアニメの中から出てきた沢渡佐由理で。映像と一緒にお芝居されると、浩紀として心がギュ~っと締め付けられるんです。浩紀が佐由理のことを一生懸命考えてるシーンのセリフを1人で読んでいたときに、(伊藤が)顔を急にふいっと出してきたんですよ。そのときに“はっ!”となって、この感情は何だってなりました(笑)」と作品に入り込んでいる様子。
31歳で高校生役を演じることについては「皆さんに心配されていたんですけど、全然大丈夫です。ノープロブレム!」と笑顔を見せ、「稽古で小学生の子と一緒にいたときに“あっ俺って一生思春期なんだな”って思うくらい、みんなと楽しくできたので」と自信たっぷり。
しかし、高田から「いろんなジャニーズの先輩の座長の姿を見てきましたが、初めてです。浩紀に近づくためにスネ毛を剃ってるんですよ」と暴露されると、「ちょっとマジか!?」とたじたじの辰巳。「劇場入りする前、浩紀を演じるにあたってやり残したことはないかと考えたときに、新海誠さんの作品に毛はいらないと思って(笑)。お前バラすなよ~!」と赤面していた。
舞台「雲のむこう、約束の場所」は4月24日(火)まで東京国際フォーラム、5月2日(水)にNHK大阪ホールで上演される。
公式HP:http://www.kumonomukou-stage.com/