無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、『給与明細』#3が4月22日に放送された。
かつてテレビ東京で放送された、怪しくも稼いでいる人や仕事に斬り込み、その給与を暴く番組『給与明細』がAbemaTVで復活。番組のストーリーテラーは、テレ東時代同様にテリー伊藤が務める。
4月22日は、極小の下着姿でお尻の割れ目を自撮り、SNSに投稿する“ロー活女子”の実態を調査。“ロー活”とは、ローレグ・ローライズの自撮り写真をSNSで発信する活動で、ネットで検索すると「日本ローレグ・ライズ協会」がヒットし、番組スタッフが協会の常任理事を務める暗黒大魔王さんにアポイントを取り、“ロー活女子”が一堂に集まる「ローイベ」という謎のイベントに潜入した。2014年に設立された「日本ローレグ・ライズ協会」は、その年に第1回「ローイベ」を開催。一部のファンから圧倒的な支持を受け、自らローライズ写真を投稿する“ロー活女子”が広まっていったという。
調査員としてイベントに潜入したのは、今年3月にデビューした新人グラビアアイドルの吉沢真穂。常任理事の暗黒大魔王さんに迎えられ、「ローイベ」の参加条件である股下を極限まで浅くしたデザインの「ローレグ・ブルマ」を手渡され、「思ったよりも短くてビックリしています」と驚きつつも、潜入調査のためにローレグ衣装に着替える。
午後7時、今回で10回目となる「ローイベ」がスタート。するとステージに現れたのは、半ケツ状態で極限まで肌を露出したあられもない姿の女性たち。客が膨らませた風船を割り賞金を稼ぐ「風船割り対決」、総勢17名による“ロー活女子”の撮影会などが行われ、その異様な光景に潜入調査員の吉沢は「なんか怖いです…」と、恐怖のあまり涙を見せる。
「ローイベ」に参加者する多くは、露出が趣味の一般女性。彼女たちは「これを着れるスタイルでありたい」「かわいい女の子がHな衣装を着るのがたまらない」「自己顕示欲が満たされる」など参加の理由を明かす。
しかし、彼女たちがイベントに参加する理由は、撮影会終了後の「物品販売」にもあった。イベントの出演料はなく、彼女たちの収入は物販の売り上げのみ。参加客と交流をしながら、自作のDVDや写真集などを販売し、売り上げの全ては個人の収入となる。ステージでのアピールは、この物販のためでもあった。
1回のイベントでの物販売り上げを聞いてみると、「2~3万円くらい」「1万円行けば良い」「牛丼が食べられたらいい」「推定9万円」と、物販で稼げるのはルックスの良い一握りのモデルのみということが判明する。
続いて、「日本ローレグ・ライズ協会」が協賛する個人撮影会に潜入。この個人撮影会は、一部の“ロー活女子”の大きな収入源。潜入調査員の吉沢は、都内某所にある雑居ビルの1室で、撮影会の主催者・暗黒大魔王さんに迎えられ、ソファーのみの殺風景なスタジオに案内される。
クローゼットの中には、マニアックな衣装が約80着あり、暗黒大魔王さんから「今回は、1枠が50分の1対1の個人撮影。“ローイベ”の時に着ていた衣装で、50分間お客様に写真を撮ってもらいます。料金は、露出が高めなので1万2000円で設定してあります。後でギャラは渡します」と説明があり、吉沢は「ローレグ・ブルマ」に着替えることに。
個人撮影会は、モデルと利用客が1対1のマンツーマンで撮影を行うのがルールで、1枠50分制、料金は衣装によって変動する。つまり、利用客が枠を押さえれば押さえるほど2人だけの時間が続くシステムとなる。衣装は利用客の希望でチェンジすることも可能で、中には「きわどい水着」や「裸エプロン」を要求されることもあるが、断る際はモデル自らが交渉しなければならないという。
撮影会が始まると、吉沢の問いかけを一切無視してシャッターを切り続ける利用客。ポージングも細かく指示され、さらに裸エプロン、お立ち台の上でM字開脚など、過激な要求は次第にエスカーレートしていく。2枠目の撮影会にも参加し、2時間におよんだ吉沢の気になる給与は1万4000円と、個人撮影会のモデルは、時給7000円の高収入アルバイトであることが明らかになった。
次回4月29日(日)の放送は、男性向け“匂いフェチ“専門店に、元AKBの金子智美が潜入。くさければくさいほど稼げる衝撃のサービス内容と、その給与を暴く。
AbemaTV『給与明細』
放送日程:毎週日曜 後11時~11時30分
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
ストーリーテラー:テリー伊藤
潜入ガール:吉沢真穂
4月22日(日)放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/AmDaSRAuoJZVD9?autoplay=true
※4月28日(土)までAbemaTVで無料配信中
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