テレビ朝日系連続ドラマ『特捜9』第5話が5月9日(水)に放送。ジャニーズJr.のユニット「Travis Japan」の宮近海斗が、主演を務める「V6」の井ノ原快彦ら“特別捜査班”のメンバー全員との共演シーンに挑んだ。
同作は井ノ原のほか、羽田美智子、吹越満、津田寛治、田口浩正、山田裕貴演じる特捜班の個性派刑事たちが、寺尾聰演じる謎多き班長の下、難事件に挑むミステリー。宮近は、新人鑑識課員・佐久間朗役でレギュラー出演中。徐々に成長を遂げながら捜査に貢献していく役どころを演じている。この日の第5話には、特捜班のメンバーが集まった部屋へ赴いて鑑識結果を報告するという見せ場がある。
「特別捜査班メンバー勢ぞろいの中に入って掛け合いをするので、すごく楽しみにしていました!」と宮近。俳優の大先輩たちに囲まれ、セリフも第4話までと比べて格段に多く、「かんだらいけないと思うと追い込まれちゃいそうで怖かったです」という緊張感の中での芝居だったが、「皆さんの作られる空気にいい意味で飲み込まれながらも、しっかり状況を伝えられたと思っています」と確かな手応えを口にした。
撮影は既に後半戦に突入。宮近は「ただ出ているだけで終わっちゃうなんて絶対に嫌です! 佐久間として、そして宮近海斗として何かを作品に残していきたいですね!」と意気込みを新たにしている。
<宮近海斗(佐久間 朗 役)コメント>
◆第5話は、佐久間のセリフがいつもより多いそうですが…?
そうなんです! 特別捜査班メンバー勢ぞろいの中に入って掛け合いをするので、すごく楽しみにしていました。でも僕、あまり舌がまわらないので、かんだらいけないと思うと追い込まれちゃいそうで怖かったです…。緊張感は持ちつつも、皆さんの作られる空気にいい意味で飲み込まれながらしっかり状況を伝えられたと思っています…。佐久間は説明することが好きだと思うので、1つひとつのセリフをきちんと言えたら自然と明るいキャラクターも表現できるかなと考えて頑張りました!
◆セリフはどうやって覚えていますか?
誰かと読み合わせるとかはなくて、だいたい1人で頭に入れます。舞台のときは帰り道、1人でブツブツ言いながら覚えているので、ちょっと不気味かも…。『特捜9』のセリフは、たいていお風呂で覚えていますね! よくよく考えたら、裸でブツブツ言っていて恥ずかしいですね(笑)。
◆鑑識といえば…“伝説の鑑識”猪狩哲治役・伊東四朗さんと共演した感想は?
僕、第1話の撮影で、伊東さんのお芝居を見ていて感動したんです!1つひとつのセリフに乗せた表情が、猪狩さんの人生を物語っていて、表情だけで引き込まれました。佐久間は猪狩さんのことを大先輩としてリスペクトしていますが、猪狩さんもまた、佐久間のことをちょっとは認めてくれているんじゃないかなと勝手に思っています。佐久間が何か仕事を頼まれたときは、“猪狩さんから任されているんだ”というモチベーションで臨ませていただいています!
◆『特捜9』で、ジャニーズJr.としての力が生かされているなと思うことは?
僕らJr.はいろいろな現場に行くことが多くて、先輩のバックで踊るときも、どこでどう対応するかいつも頭をまわさないといけません。最初は振付師さんもすごく怖かったのですが、僕らが臨機応変に対応していくことを学んだら、いつのまにか怒られなくなりました。自分たちがちゃんとやらないと、スタッフさんも動けないんだということが身に染みたので、Jr.で培った瞬発力のようなものは生かせているかもしれません!
◆撮影も進んでいますが、後半に向けて意気込みを!
まだまだ緊張はあるけれど、やっぱり出演させていただいた以上は、“やるべきこと”だけじゃなく、なにか自分もアプローチしないと、と思っています。ただ出ているだけで終わっちゃうなんて絶対に嫌です! 佐久間として、そして宮近海斗として何かを作品に残していきたいですね!
©テレビ朝日