6月30日(土)公開の映画「パンク侍、斬られて候」の本予告と本ポスターが完成。合わせてエンディングテーマに感覚ピエロの「夜のスピード」が使用されることが分かった。
本作は、綾野剛を主演に迎え、北川景子、浅野忠信、國村隼、豊川悦司、東出昌大、染谷将太といった豪華キャストが出演。原作は芥川賞作家の町田康が2004年に発表した同名小説。脚本は宮藤官九郎、監督を石井岳龍が務める。
本予告と本ポスターでは、強烈な個性を放つ12人のクセ者たちの超破天荒な掛け合いと、壮大なハッタリ合戦が描かれている。注目は超個性的なキャラクターたちのたたみかけるような掛け合い。さらに映像の後半には、猿と人間による壮絶な大合戦シーンの一部が映し出される。最も多いシーンでは、1カットに1億匹の猿と人間3000人が映り込んでいるという。この大合戦シーンは『シン・ゴジラ』の特技統括を務めた特撮の第一人者・尾上克郎特撮監督が手掛けている。
予告編の冒頭にかかる楽曲は、感覚ピエロの「夜のスピード」。この楽曲は本作のために書き下ろされたオリジナルソングで、エンディングテーマとなることが決定した。
楽曲制作に関して感覚ピエロは「今までにはなかったような映像で魅せる、正に文字通り“パンク”なエンターテイメントが生まれようとしている。その事実に胸が躍りました。エンドロールを観る人の心にきしんでいるカオスを、幻想的なサウンドとメロディで包み込むというテーマで黙々と情景を描いていく鍵盤と歌を軸に、余計な音は一切鳴らさずに、あえてバンドサウンドから離れたアプローチで制作しました。『パンク侍』×『感覚ピエロ』の、ジャンルを超越した『パンク』がここに表現されました。ぜひ劇場で、ご自身の目と心で、最後の瞬間まで『パンク侍』そして『夜のスピード』をご堪能ください」と熱く語った。
https://youtu.be/iZGg7Z_69l4
「パンク侍、斬られて候」
6月30日(土)全国ロードショー
監督:石井岳龍
脚本:宮藤官九郎
出演:綾野剛、北川景子、東出昌大、染谷将太/浅野忠信/永瀬正敏/村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦/國村隼、豊川悦司
原作:町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫刊)
配給:東映
©エイベックス通信放送