俳優の元木聖也が、テレビ朝日系『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』((日)前9・30)で7人目の戦士を演じることが分かった。6月24日放送の第20話から登場する。
シリーズ史上初のW戦隊となった同作は、快盗の3人組「ルパンレンジャー」と警察の3人組「パトレンジャー」が異世界犯罪者集団「ギャングラー」の手に落ちた宝物「ルパンコレクション」をめぐって対立しながらも、一緒に戦う物語。
元木が演じるのは、何をするにもキザで身振り手振りの大きい高尾ノエル。怪盗の「ルパンエックス」と警察の「パトレンエックス」の両方に変身でき、ルパンレンジャーとパトレンジャーを混乱させる。
元木は、ミュージカル「テニスの王子様」などで注目を浴びた24歳。16歳のころから始めたアクロバット技を劇中でもいかんなく発揮し、「ただのバク転やバク宙だとつまらないので、いろいろな技を盛り込んでいます」とアピール。さらに、「皆さんが見たことのないような技を披露しているので、そこを見ていただけたらうれしいです」と語っている。
<元木聖也 コメント>
◆『ルパンエックス/パトレンエックス:高尾ノエル』を演じると知った感想は?
スーパー戦隊シリーズは小さい頃から見ていました。親から聞いたところによると特に『激走戦隊カーレンジャー』が大好きで、オモチャでよく変身ごっこをして遊んでいたそうです。今回そんなスーパー戦隊シリーズに出演できる、しかも追加戦士という特別感のある役どころに出演できることが、とてもうれしいです! すでに走り出している作品に途中から乗せていただくことになるので最初は「どんな方がいて、どんな雰囲気の現場なんだろう」という不安もありましたが、いざ入ってみたら皆さん、すごくいい方ばかりで。キャストのみんなも本当に気さくに接してくれて、今ではもうすっかり仲良しです。
◆高尾ノエルを演じる上で意識していることは?
ノエルは大きなリアクションが特徴なので、1つひとつの身振り手振りをいかに大きくするか、という部分はいつも意識して演じています。単語使いも面白いんですよ。「サリュ~!」や「アデュー」などのフランスの単語がいっぱい出てきて、とにかくうるさい(笑)。「オーララ♪」というセリフもあったんですけど、そのシーンを撮った後はスタッフさんも含めた現場のみんながマネして「オーララ♪」と言っていましたね(笑)。
◆変身後の『ルパンエックス』と『パトレンエックス』をご覧になっていかがですか?
変身したルパンエックスとパトレンエックスは本当に格好良かったです! アフレコをしている中で普通に「カッコいい!」って言っちゃいました。皆さんにお披露目できるのが今からすごく楽しみです。
◆今作でも元木さんのアクロバットは見られるでしょうか?
変身前のノエルもアクロバットをさせていただきます。台本を読んだ際に『無駄に華麗なアクロバティック技を披露!』と書いてあったので、本当に無駄にたくさんやらせていただきました(笑)。ただのバク転やバク宙だとつまらないので、いろいろな技を盛り込んでいます。その現場にはパトレンジャーの3人(結木滉星、横山涼、奥山かずさ)と魁利(伊藤あさひ)がいたのですが、「見たい!」と言って見学してくれたんです。終わった後は「同じ人間じゃない」って言われました(笑)。それほど皆さんが見たことのないような技を披露しているので、ぜひ見ていただけたらうれしいです
◆あらためて高尾ノエルの見どころを教えてください。
ルパンレンジャー側とパトレンジャー側を行き来するノエルは最初とても謎の多い人物に見えると思いますが、実はいろいろなことを知っている上で「すべてをいい方向にしよう」と考えて動いている人。目線一つにもいろいろな意味を持っているので、そこを意識していきたいと考えています。特に温水洋一さん演じるコグレさんには「何か裏で企んでいるのかな」と感じるような顔を見せているので、注目していただきたいですね。