tvk(テレビ神奈川)制作の音楽情報バラエティ『saku saku』が、3月5日(水)に記念すべき第10弾となる「saku saku Ver.10.0/大きな分かれ道」をBlu-rayで発売。昨年のインタビューから大きく成長を遂げた5代目“屋根の上MC”のトミタ栞さんに、見どころなどをたっぷりと語ってもらいました!
『saku saku』メンバーは家族みたいな存在
――MCに就任したときと比べて、今の心境はいかがですか?
MCに就任して丸2年が経ったのですが、今回1番感じたのは、メンバー皆の1人ひとりの性格がよく分かって、絆というか、皆の仲がすごく深まっているということ。
普段から思ってはいたことだったのですが、特に感じたところでいうと、ブルーレイに収録されている特典映像の“saku saku御一行ロケツアー(大分・別府編)”。ギフちゃん(ギフト☆矢野)が先頭を切って皆を誘導していくはずだったのに、黒幕さんが前に出ちゃったりとか、私も前に出ちゃったりして(笑)。決まっていることをただやるだけじゃなく、自然の流れで素の自分を出して楽しめたことは始めたころと比べてすごく変わりました。
――トミタさんにとってのメンバーの存在とは?
家族みたいな存在です。親みたいな、兄妹みたいな。変な遠慮がなく、ちゃんと個人を主張できる間柄。最初はみんなの中に自分がなじめていなかったって思いが少しあったんですが、今は遠慮もなく素でいられて、私が「こうしたいな」と思うことをやれるくらい、すごく近しい存在になっています。
――特典映像ドラマ『時空の恋人』では、再び演技に挑戦しました。
去年のドラマ『アンダーパスに響く悲しき銃声』からの反省と経験が生かせたかなと。みんなと過ごした1年間があってか、去年よりロケも緊張しませんでした。
実は私、今回せりふが少なくて「覚えることが少なくてよかった~」って思ったんですが(笑)、割と表情が大事にされる役だったんです。なので、パッと映り込んだときの表情とか、普段の生活で人が話しているときの自分ってどんな顔してるのかなとか。普段意識していないものだったので、やっぱり分からなくて。なので、去年とはまた違ったところにフォーカスをおいて頑張りました。
初の単独ライブは圧倒されちゃいました(笑)
――2月1日の20歳の誕生日に行った念願の単独ライブはいかがでしたか?
ステージに立ったときは、「おぉ…」って圧倒されちゃいました(笑)。けど「負けてらんねー!」って向かって行ったんです。そしたらすごく楽しくなりました!
初めてスカート姿をお披露目したんですが、やっぱり明るくなりますね。「どお?」って「かわいいでしょ!」って聞いたんです(笑)。そしたら皆かわいいって言ってくれて。衣装は自分で探したんです。曲の動きに合わせてスカートが揺れたり、ついてくるのは気持ち的にも上がりました。
――オリジナルグッズも大評判でしたね。
オリジナルグッズは全部自分でデザインしたんです。アイテムは何にしようかずっと考えて、自分があったらいいなっと思うものを形にしてみました。
例えばクリアファイルはただのクリアファイルじゃないんです。自分が使いたい!と思うくらい凝っていて、メインは裏側なんです。迷路になっているんです。使ってくれる人の暇つぶしになったらいいなって思って(笑)。
制作の合間にレコーディングや作詞作り、ライブリハーサル、成人式があったりでバタバタしていて、だけどどうしても自分でデザインしたくて。缶バッジは22種類あるんですが、出来たときはうれしかったですね。1番うれしいのは、皆が使っていてくれることなので、ぜひ次もデザインしてみたいと思っています。
――ギターを購入されたとか。
フェンダー社のテレキャスターにひと目ぼれしまして。毎晩練習しています。
黒のエレキギターが欲しかったんですが、青色のテレキャスに出会って、衝動買いしました。性能とかは全く分からないので、まずは見た目で!色と形、デザインにほれました。
ギター自体に全然触ったことがなくて。チューニングがすごく大変なんです…。今は弾き語りの本を買って、まずは第一段階のギターに慣れることを目標に練習しています。
『saku saku』は“学校”みたいなところ
――今後挑戦してみたいことはありますか?
全国各地へ行ってみたいです。初めましての人ともっと触れ合えたらなと。たくさんの人たちにもっと『saku saku』と私を知ってもらえたらなと思っています。
ギターを買ったので、作曲とか。作詞作曲ってすごくカッコイイですね!いずれはやってみたいと思います。
――現在のかたちでの『saku saku』が3月までということですが、この2年間で印象に残っていることはありますか?
最初に聞いたときは驚きました。けど、自分が成長する大チャンスだなと。もちろん大変なこともあるだろうし、戸惑うことも多々あるとは思いますが、そこを乗り越えたとき、きっと大きく変わることができると思っています。
『saku saku』のMCになっての初めての収録は忘れられません。すごく緊張したのを憶えています。みんなに「顔が土色だ」といわれたけど、いい意味での緊張だったと。
『saku saku』は私にとって“学校”みたいなところなんです。台本などの決められたことがない分、そのときの流れや雰囲気が大事だったり。なので、次に何かに挑戦するには顔が土色にならないように(笑)、始めの気持ちを忘れないように大事にしていきたいなと思っています。
――最後に、ブルーレイの見どころとサクサカーにメッセージをお願いします。
サクサカーの皆さんは、去年よりもメンバーの仲が深まっているところが見て分かると思います。そして初めて見てくださる方は、こんなにゆる~い番組があっていいのか!(笑)というのを知ってもらえたらうれしいです。特典映像ドラマも面白いし、1番は1人ひとりの人間味あふれるリアルな人間ドラマが出ているところにぜひ注目して見てほしいです。
PROFILE
トミタ栞(とみた・しおり)
1994年2月1日生まれ。
岐阜県出身。AB型。
オフィシャルサイト:http://www.tomitashiori.com/
Blu-ray情報
「saku saku Ver.10.0/大きな分かれ道」
発売日:2014年3月5日
価格:4914 円(税込)
品番:ASBD-1107
本編
★2013年のオンエア・ダイジェスト
★厳選うた集
特典映像
★ドラマ「時空の恋人」
★saku saku ご一行ロケツアー[大分・別府篇]
★ドラマのメイキング映像
★秘密の隠しコマンドVer.10.0×2
★オーディオコメンタリー(for本編)
★キャラクター紹介
封入特典
★オリジナルブックレット
発売元:アミューズ
販売元:アミューズソフト
(c)tvk・mucom 2014
『saku saku』公式サイト(http://www3.tvk-yokohama.com/saku2/)
イベント開催!
3月8日(土)13時スタート
タワーレコード渋谷店
*購入者対象イベントとなります
3月9日(日)14時スタート
海老名ビナウォーク
*FREE 観覧イベントとなります
詳しくは http://www.amuse-s-e.co.jp/sakusaku/
●取材/遊佐美玲