劇場版「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」の制作発表会見が行われ、伊藤あさひ、結木滉星、濱正悟、横山涼、工藤遥、奥山かずさ、元木聖也、杉原輝昭監督、そしてゲストの田中直樹が登壇した。
本作は放送中の戦隊シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の劇場版。ギャングラー犯罪の消滅と、ルパンレンジャーの正体を暴くため来日した名探偵、エルロック・ショルメ。ギャングラーからの衝撃に備え警備するパトレンジャーと、ギャングラーを狙って登場したルパンレンジャー。快盗VS警察VS探偵と三つ巴の混戦の中、レッドと1号が異世界にさらわれてしまう。
ゲストの田中は、演じた“イケメン名探偵”エルロック・ショルメについて「なかなかイケメンの役をいただくことがないので…」とオファーに驚きつつも、「何より自分が好きな戦隊シリーズに参加させてもらえるとは思っていなかったので、喜びが大きくて。現場では少し浮いていたかもしれません」と現場での様子を明かした。
出演すると発表された際には、周りから反響がたくさんあったという。「でも『最終的にはタイキックでやられるんでしょ？』って言われる。まだこの段階では言えませんが、そこも含めて楽しみにしていただければ」と笑った。
また、杉原監督から「とにかくカッコいい田中さんが見られます！」と太鼓判を押されると、「撮影でもひたすら『田中さん、かっこいいですよ』っておっしゃってくれるんですが、監督の演出がすごくて。撮った映像を見させていただいたら、しゃくれが目立つアングルから撮ってなかったので本当にカッコよかった！」と明かした。
初の単独映画について夜野魁利／ルパンレッドの伊藤は「歴史ある戦隊シリーズの主役をやらせていただくということで、大きな責任を感じました。今回はWレッドが中心の話になっているので、快盗と警察の役割を越えた2人の人間ドラマに注目してください」と見どころを語った。
もう1人のレッド、朝加圭一郎／パトレン1号の結木は「僕と魁利（伊藤）は素面でのアクションが多かったので、時間をかけてアクションシーンを撮らせていただいて。多少、怖い思いをしたんですが…。本当の火薬を使ったりして、監督に半分殺されかけました」と撮影エピソードを明かした。
また宵町透真／ルパンブルーを演じた濱が「Wレッドがメインではありますが、それに負けないようにテレビシリーズ以上に命がけで快盗をやらせていただいて。あとは、ほかのメンバーの熱量もすごかったので、自分も負けないように取り組みました」と話すと、早見初美花／ルパンイエローの工藤も「今まで撮影で積み重ねた中での映画だったので、今私たちができるすべてをぶつけられたと思います！」と意気込み、陽川咲也／パトレン2号を演じた横山も「いつもはおちゃらけた咲也ですが、シリアスなところと遊びの部分の切り替えと、アフレコも気合を入れました！」と映画への思いを語った。
そんな中、明神つかさ／パトレン3号を演じた奥山は「田中さん演じる名探偵との絡みも多かったのと、つかさはアクションで蹴りが多いので、（田中に）タイキックあるかなと思ってひそかに練習したんですが…ありませんでした」と笑うと、田中は「タイキックは年末だけと決めております！」と話し、会場を笑いに包んだ。
追加戦士、高尾ノエル／ルパンエックス・パトレンエックスを演じる元木聖也も映画に出演。あいさつでは得意のアクロバットでバク宙を披露した。快盗チーム、警察チームの印象を聞かれた元木は「ルパンレンジャーは、しっかりどっしりしている人が多くて、しっかり者が多いイメージ。ちょっと大人なチームですね。逆にパトレンジャーはやんちゃな人が多いというか、わりと騒がしいかな」と明かしたが、結木から「そんなこと言ってるけど、聖也もこっち側（騒がしい）だと思うよ」とツッコまれるひと幕も。
最後に「劇場版ならではのダイナミックな戦闘シーンと、それにいたるまでの展開も濃くなっています。1回で気付けない部分も多々あると思いますので、何度か劇場に足を運んでくれたらうれしいです！」（結木）、「本編以上に豪華なキャスト陣と、監督と共に丁寧に作り上げました。『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』の大ヒットを予告します！」（伊藤）とメッセージを送った。
映画「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」
8月4日（土）全国ロードショー
公式サイト：http://www.build-lupin-vs-pato.jp/
劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会
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