上川隆也が、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたテレビ朝日系主演ドラマ『遺留捜査』(7月12日スタート、(木)後8・00)の完成披露試写会に出席した。
上川が遺留品を手がかりに事件をひもとく風変わりな刑事・糸村聡を演じる人気作の第5シーズン。バディを組む刑事・神崎莉緒役の栗山千明と共に登場した上川は、「今年の夏も、うれしいことに『遺留捜査』の新シリーズをお届けできる運びとなりました。大きく変わることなくいつもどおりの物語をお届けしますが、これが皆さまにとって2018年夏の暑気払いになればと思っております」とあいさつした。
第1話では、糸村が山中の岩場で起きた貴重な仏像をめぐる殺人事件を捜査する。スーツ姿のままロッククライミングに初挑戦するシーンもあり、上川は「糸村はこの格好(スーツ姿)以外の服装はしませんので、万が一スカイダイビングをすることになったとしてもスーツ姿で飛ぶことになるのだろうな、と思っております」と苦笑。
栗山は「上川さんご自身は高い所は平気とおっしゃっていたのですが、私は高所恐怖症。そびえるような岩だったので、見ている私の方がソワソワして、冷や汗をかくような思いで撮影を見守っていました」と振り返った。
主題歌は、小田和正が第3シーズンと第4シーズンに書き下ろした「やさしい風が吹いたら」と「小さな風景」の2曲を起用。毎回のストーリーによって使い分けられる。上川は「ロッククライミングより驚きました。こんなぜいたくな思いをさせていただけるなんて!」と感激し、このW主題歌に絡めて「1本1本の“小さな風景”をキャスト、スタッフと共に精いっぱい作り上げて、皆さまのお手元に“やさしい風”をお届けしたいと思っております」とPRした。