カンテレ・フジテレビ系にて『健康で文化的な最低限度の生活』が7月17日(火)スタート。放送に先駆け、主演の吉岡里帆が大阪・カンテレ本社で行われたトークイベントに出席した。
本作で吉岡が演じるのは、区役所の新人ケースワーカー・義経えみる。生活保護受給者を支援する生活課に配属され、受給者たちのさまざまな人生に戸惑いながらも「困っている人を助けたい」という思いに突き動かされて懸命に奮闘し、成長していく姿を描く。
大阪を訪れた吉岡は、カンテレの朝の情報番組『よ~いドン!』への生出演後、トークイベントへ。司会の関純子アナウンサーから「関西にお帰りなさい!」と迎えられた京都出身の吉岡は「ただ~いまっ!」とにっこり。
共演者については、えみる(吉岡)の先輩ケースワーカー役の井浦新を「すごくマジメで、マジメすぎて面白いぐらいになっているチャーミングな方(笑)」、上司役の田中圭を「シビアで強くてかっこいい田中さんが見られると思います!」、えみるが初めて関わることになる保護受給者を演じる遠藤憲一を「誰よりも子供(笑)。無邪気でピュアで、いつも冗談を言って笑わせてくださいます」とそれぞれの魅力を明かした吉岡。
さらに、先輩ケースワーカーを演じる吉本新喜劇座長の内場勝則について「共演は夢でした!」と興奮ぎみに語り、「新喜劇で育った関西人の私にとってはスター。台本では普通のセリフも、内場さんがしゃべるとすごく面白くなる魔法がかかっているみたい!」と大絶賛した。
イベント後半では、キャスト陣がプライベートでハマっている趣味を写真や動画で公開するコーナーで、吉岡が自慢の“走り”を披露。さらに、吉岡から観客へ手作りカキ氷のサプライズプレゼントも。かき氷機を前に「心を込めて、頑張ります!」と大張り切りの吉岡は、氷にシロップ2度がけの大サービスをするなど、詰めかけたおよそ200名のファンとの交流を楽しんでいた。
イベント後の取材会では、本作について「“生活保護”という社会問題を、原作の柏木先生が時間をかけてとても丁寧に描いた作品。賛否両論ある難しいテーマですが、日本国民として知っておかなければならない現実の問題でもある」と語り、「それをリアルに描きながら、明るく前向きに、希望も見いだせるようなドラマになっています」と力強くPRした。
『健康で文化的な最低限度の生活』
カンテレ・フジテレビ系 全国ネット
7月17日(火)スタート
毎週火曜 後9・00~9・54
(初回は20分拡大 後9・00~10・14)
<第1話あらすじ>
安定・平凡を求めて公務員になった義経えみる(吉岡里帆)は、栗橋千奈(川栄李奈)や七条竜一(山田裕貴)ら4人の同期とともに“生活課”に配属される。生活保護受給者を支援する激務必至の部署、しかも先輩ケースワーカーの半田明伸(井浦新)から任された担当は、なんと110世帯!福祉の知識もなければ人生経験も足りないえみるは戸惑うばかりだ。そんなある日、えみるの担当受給者から自殺を予告する電話が。これがショッキングな事件へと発展してしまい、いきなり厳しい現実を突きつけられる。さらに、上司の京極大輝(田中圭)の指示で、求職活動中の受給者・阿久沢正男(遠藤憲一)を訪ねたえみるは、家の中であるものを見つけてしまい…。