7月20日(金)公開の映画『BLEACH』の浴衣姿の女子高生に向けた限定試写会が行われ、上映後に福士蒼汰が登場した。
浴衣姿の女子高生に対して福士は「すごく近いですね!この人数でこういった試写会を行うことはなかなかないですし、しかも今日は浴衣で来ていただいて、すごく特別な感じがしますね。ドキドキしています!夏休みに公開される映画ですし、公開前に皆さんに観ていただいてすごく活気づいたと思います。ありがとうございます!」とあいさつ。
自身が演じた主人公・黒崎一護について福士は「自分と一護は少し違うかなと思っていて、ポケットに手突っ込んで眉間にしわを寄せたり、荒々しい行為とかも普段はしないので、結構難しかったです。それを皆さんに見てもらって、どうだったか気になります」と。客席から「カッコよかったー!」と声が上がると、福士は照れ笑いを見せた。
また、福士は「とてもヒーロー的なヒーローだけど、彼自身はそれに気づいていない。絶対的な存在というより、発展途上のヒーロー。皆さんも高校生なので発展途上だと思うんですけど、どんどん進化して成長していく部分がいいですね」と一護の魅力を語った。
さらに「土手でルキアと修行しているシーンは、部活の延長のような気分でもありました。高校生ということもあり、青春を感じる映画だなと思います」と見どころを紹介した。
続いて、女子高生からの質問に答えるコーナーへ。会場からはたくさんの手が挙がり、「みんな授業中もこれくらいあげるの?(笑)」と福士もビックリ。今後やりたい役について聞かれると「まだまだ全然できていない役も多いので、たくさんあります!家族や友情、恋愛を描いたノーファンタジーな人間ドラマも今後やってみたいなと思います」と明かした。
これまで多数出演してきたアクション映画については「自分の好きなことなので、まだまだやっていきたいです。大変だと思ったことは一回もないですし、やったー!ラッキー!と思う方が多いです」と答えた。
「黒崎一護のようなカッコいい男性と付き合いたいんですが、福士さんが女性だったら一護と付き合いたいですか?」という質問には、「俺が女性だったら…」と考えながら、「かっこいいと思います(笑)。男らしいし、ついていきたいって思うけど、支えてあげたいとも思わせる男性です。一護は無鉄砲に進んでいくので、ルキアはそれを支えたいっていう母性もあったんじゃないかな?一護は人を動かすエネルギーを持っていると思うので、存在しているだけで周りが動いていくんです。僕自身は一護と付き合うと大変かなと思いますけど、男らしいのに支えがいもあって、女性にとっては魅力的なんだろうな」と分析した。
本作で福士は高校生役を演じており、イベントも女子高生限定の試写会ということで、「高校生の自分に声をかけられるとしたら、何て声をかけますか?」という質問も。福士は「そのままでいいぞ!って言いたいです。人生ってやり直したいこととかってあると思うんですけど、俺はそれを思わないようにしています。選んだ選択肢がうまくいかなかったとしても、選ぶことよりそれまでの過程のほうが大事だから、そのとき選んだ自分を信じてあげるとすごく救われます。だからやり直したいと思うより、成功したと思える努力をする。高校生のとき、芸能界に入るという選択をしたからには、それを成功、正解という選択にしたいから、今頑張っています」と熱く語った。
「一護みたいな男の人と付き合うにはどうすればいいですか?」という質問には「一護とよく話して、自分を知ってもらうのがいい気がする!一護は自分と関わってくるとすごく正義感とか責任感を感じるから、時間を共にすることが良いと思います。少しでも接点を作る!だから『黒崎くーん!』みたいな、織姫のやり方がいいよね(笑)」と。
好きなシーンやセリフについては「『この戦いだけは、絶対負けらんねえ!』っていうセリフが好きです。サッカーを観ていると、ちょうど『BLEACH』のCMが流れてくるから、確かに負けらんねえな!って気持ちが生まれます(笑)。予告でも使われていて印象的だし、一護らしいですよね」と語った。
フォトセッションの前には、福士からサプライズで「BLEACHうちわ」を女子高生たち一人ひとりに手渡しでプレゼントし、会場は悲鳴のような歓声に包まれた。
最後に福士は「原作を観ていない方も、夏休みに友達と一緒に観に行こう、好きな男子と観に行こうとか、大事な人と好きな人と友達と観に行ってくれたらうれしいです。ぜひ青春を感じてください!」とメッセージを送った。
映画『BLEACH』
7月20日(金)全国ロードショー
<ストーリー>
高校生・黒崎一護(福士蒼汰)はユウレイが見える霊感の持ち主。ある日、家族が人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>に襲われてしまう。そこに現れたのは死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)。彼女は一護に究極の選択を迫る。このまま家族と共に殺されるか、世の中の全ての人を虚<ホロウ>から護る《死神》になるか――。《死神》として生きていく道を選んだ一護の先には、想像を超えた闘いが待ち受けていた。
出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介
監督:佐藤信介
脚本:羽原大介 佐藤信介
音楽:やまだ豊
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊 )
主題歌:[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会
制作プロダクション:シネバザール
配給:ワーナー・ブラザース映画
©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会