ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー「ゾンビーズ」で主人公アディソン役を演じるメグ・ドネリーが初来日。撮影中の様子や作品の魅力、さらに初来日の感想を聞きました!
◆「ゾンビーズ」にはあなたと同年代の俳優がたくさん出演していますが、撮影現場はどのような雰囲気でしたか?
みんな大家族のようだったわ。カナダ出身の人が多かったので、トロントを案内してくれて、いろいろな観光地に連れて行ってもらったの。本当にみんなで楽しい時間を過ごして、今はロサンゼルスでも毎日のように会って仲良くしているわ。
◆特に仲良しになったのは?
(ブリー役の)カーラ(・ジェフリー)と(イライザ役の)カイリー(・ラッセル)とは、毎日撮影が終わるとスターバックスに寄ってからカイリーの部屋に集まってダンスパーティーをしていたの。だから、すごく仲良くなったわ。(ゼッド役の)マイロ(・マンハイム)とは、オーディションの段階からペアを組んでずっと一緒にいたから仲良くなったのよ。
◆撮影の待ち時間や休憩時間は何をして過ごしていましたか?
通常の場合は音楽を聴いたり、セリフを覚えたりといったことをするんだけど、「ゾンビーズ」の現場では、みんなでカードゲームをしたり、ダンスパーティーをしたりしたの。あと、とにかく暑かったので、なんとかして涼もうと努力した。そういった時間に、お互いをよく知ることができたのが良かったわ。
◆「ゾンビーズ」は人間とゾンビの物語という設定が面白いですが、あなたはゾンビについてどんなイメージを持っていますか? 「ゾンビーズ」に出演したことで、ゾンビに対するイメージは変わりましたか?
もともとゾンビは怖いものだと思っていたんだけど、今作のゾンビは全然怖くないのよ。ゾンビは「違いを受け入れる」というメッセージとして登場していて、ゾンビそのものに焦点を当てているわけではないのよね。「ゾンビーズ」のゾンビは、見た目はちょっと怖いけど、みんなが大好きになる愛らしいゾンビなのよ(笑)。
◆「ハイスクール・ミュージカル」に憧れていたそうですが、特にどんなところが好きですか?また、「ゾンビーズ」のオーディションに受かった時、どんな気持ちでしたか?
「ハイスクール・ミュージカル」は、ディズニー・チャンネルにとって、初の本格的なミュージカル作品だと思うし、素晴らしい作品だわ。今回、同じミュージカル作品の「ゾンビーズ」に参加できたのは、本当にすごいことだと感じているの。オーディションに受かった時はたくさん泣いたし、夢がかなった瞬間だったわ。
◆歌とダンスを始めたきっかけは?
5歳の時にミュージカルの舞台で演技を始めたんだけど、とにかく舞台が大好きだったの。やっていて本当に楽しかった。両親からは「楽しいと思わなくなったらやめるべきだ」と言われていたんだけど、ずっと楽しいままなの。
◆「ゾンビーズ」の劇中、素敵な歌声を披露されていますね!
(笑顔で)アリガトウゴザイマス!
◆セレーナ・ゴメス、マイリー・サイラスやヴァネッサ・ハジェンズなど(ディズニー・チャンネル・スターの)先輩たちのように、アルバムやEPを出して、歌手デビューすることは考えていますか? もし歌手デビューするなら、音楽の方向性はどのようなものにしたいですか?
自分自身、音楽をやっているので、夢として音楽で成功することを思い描いているわ。ジャンルはR&Bやポップスがいいわね。
◆今までに影響を受けた歌手は?
「ハイスクール・ミュージカル」のヴァネッサ・ハジェンズ!彼女が大好きよ。セレーナ・ゴメスも大好きで憧れているわ。ディズニー・スターから歌手になった2人のように、私も同じ道を進みたい。
初めての来日なんだけど、とにかく楽しいわ!友人に会ったり、日本の文化について学ぶことができたり、信じられない思いよ。日本に来ることは夢だったので、素晴らしい体験をしているわ。
◆日本語を勉強されているということですが、日本に興味を持ったきっかけ、日本語を学ぼうと思ったきっかけは?
もともと子供の頃から日本の文化が大好きで、日本語はすごくクールな言語だと思っていたんだけど、2年ほど前に、ニューヨークの高校に留学生としてやって来た“PROJECT TARO”(EXILE TRIBEとエイベックス・グループによるグローバルアーティスト育成プロジェクト)の人たちと出会ったの。そこで、私が彼らに英語を教えて、彼らが私に日本語や日本文化を教えてくれたのよ。この出会いによって、より日本に行きたいという思いが強くなった。今回、日本で彼らと再会できて、本当に素晴らしかったし、もっともっと日本語を勉強したいと思うようになったわ。
◆今回、新しく覚えた日本語は?
「(飲み物の)オカワリガアリマスカ?」を覚えたわ。ほかには、「クダサイ」よりくだけた言い方に「チョウダイ」があると、友達から教わったの。来日して3日の間に、いろいろなことを学んだわ。
◆日本語に興味を持って勉強することで、良い影響を感じていることは?
日本語を勉強することはとにかく楽しいし、学ぶことで多くの新しい人と出会えるわ。また、友達が日本語を学んでいることをカッコいいって思ってくれるのよ(笑)。異文化を学べることは素晴らしいわ。日本は最高よ!
◆日本文化で、特にどんなことに興味がありますか?
日本の音楽が大好き! 素晴らしいわ。Perfume、EXILE、三代目 J Soul Brothers、尾崎豊の「卒業」はいい曲よね(軽く口ずさむ)。日本食もおいしいし、ファッションもとてもいいわ。みんな、自分の着たいものを自由に着て、自由に表現していることが、すごく特別だと思う。
◆あなたが日本語を学ぶように、海外ドラマを見て英語を学ぶファンに、ぜひエールをお願いします!
ぜひ学び続けてほしいし、あまり英語を話すことを恐れないでほしいわ。私自身、日本語を話すことが怖かったり不安に思うこともあったりするけれど、練習し続けること、勉強し続けることによって新しい友人と出会えるという、とても良いことがあるので、ぜひ続けてね!
◆ニューヨーク、ロサンゼルスに住んで、そして今回東京に来てみて、一番住みたいと思うところは?
一番住みたいのは東京よ!私はニューヨーク生まれなんだけど、最近ロサンゼルスに移ったの。もっと年を取ってから、もし可能なら、ニューヨークとロサンゼルスと東京の3都市を行き来できたらいいわね(笑)。
■PROFILE
メグ・ドネリー
2000年7月25日生まれの18歳。ミュージシャン・ダンサーとして活躍中。
アメリカでドラマに出演後、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー最新作「ゾンビーズ」で主人公アディソン役を射止める。本作ではキュートな歌とダンスを披露し話題に。日本語を勉強している大の親日家。
■作品情報
「ゾンビーズ ~英語歌詞付」日本初放送
ディズニー・チャンネル
8月4日(土)20:00~
「ゾンビーズ」無料初放送
BSテレビ局 Dlife
9月9日(日)18:05~
<ストーリー>
物語は、郊外の小さな町にあるシーブルック高校に、「ゾンビタウン」のゾンビ高校生たちが転校してくるところから始まる。主人公は自分の意見を持つチアリーダーの少女アディソン(メグ・ドネリー)と、ゾンビのアメフト部選手の少年ゼッド(マイロ・マンハイム)。偶然の出会いによって、決して相いれないはずの人間とゾンビの二人が、恋に落ちてしまう。双方のコミュニティーが二人の恋仲を否定し妨害するなか、アディソンとゼッドは、力を合わせ、社会の偏見や既存の価値観を打ち破るため奮闘する。
©Disney
『ゾンビーズ』8月22日(水)DVD発売/デジタル配信
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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