NMB48の全国ツアー「NMB48 LIVE TOUR 2018 in Summer」の初日公演が7月30日、東京・中野サンプラザホールで行われ、山本彩が卒業を発表した。
この日の選抜メンバーは、山本彩、吉田朱里、太田夢莉、渋谷凪咲、山本彩加、城恵理子、上西怜、岩田桃夏、植村梓、谷川愛梨、川上千尋、梅山恋和、沖田彩華、小嶋花梨、山田寿々、磯佳奈江の16名。おなじみのovertureに続いて、若本規夫さんのナレーションで、一人ずつ紹介されながらメンバーが登場した。
「ワロタピーポー」を皮切りに、「オーマイガー！」「北川謙二」とシングルナンバーを立て続けに披露。ユニットコーナーでは、山本彩加ら5人での初披露となる「Good Timing」、山本彩と吉田朱里による「アボガドじゃねーし」で会場を沸かせた。
1階席後方や、2階席にもメンバーが現れるうれしいサプライズもあり、ファンは熱狂。山本彩は、衣装のファスナーを締め忘れたまま「そこらへん走ってました（笑）」と明かして笑いを誘った。
アンコール1曲目「虹の作り方」では、PRODUCE48に参加している2名を除く、41名のNMBメンバーが客席後方からなだれこみ、ステージは57名に。
NMB48の57名での「365日の紙飛行機」を披露した後、山本彩が「私、山本彩はNMB48を卒業します」と卒業を発表。
ここ数年、何度も『卒業』という2文字が浮かんでは消えていたという山本彩は、自分以外のセンター曲などを俯瞰で見たところ「私が離れたほうがNMB48の起爆剤になる」「若いメンバー、新しいメンバーにこれからのNMB48を作ってほしい」と卒業を決意したことを明かした。卒業時期などの詳細は後日発表される。
また「生涯現役で、もっと音楽の勉強をして皆さんの前で歌っていきたい」とアイドル卒業と同時に、音楽活動に専念することも明かした。
客席からの「さやか」コールに涙する場面も見られたが、メンバー全員の前で卒業発表を伝えることができたたことに安堵したようで、最後は笑顔で「青春のラップタイム」を披露した。
去り際、山本彩は「25歳になったんですが、25歳だって人生まだまだこれからだと思っています。私の人生も、これからのNMB48の人生も、より素晴らしいものにしたいと思います」と決意を語った。
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