山田孝之と菅田将暉がダブル主演を務めるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』の第3話が、8月10日(金)午後11時45分(一部地域を除く)から放送される。
人の死後にパソコンやスマホに残るデータ「デジタル遺品」を内密に抹消する会社を立ち上げた車いすのプログラマー・坂上圭司(山田)と、圭司の仕事を手伝う何でも屋・真柴祐太郎(菅田)が、依頼人の人生やそこに隠された真相をひもとく物語。原案を手掛けた作家・本多孝好をはじめ、多彩なメンバーが脚本に名を連ね、1話完結形式でさまざまなドラマを展開する。
第3話の脚本を務めたのは、映画「グラスホッパー」の青島武。同作のメガホンを執った瀧本智行監督と再タッグを組み、ゲストの余貴美子と作家・高橋源一郎演じる60代男女の“大人の人情物語”を描く。
さびれた街で写真館を営む浦田文雄(高橋)が依頼人としてやって来る。圭司が外出中だったため、祐太郎は無断で対応。浦田の依頼は、「自分の死後、あるデータを削除する前にコピーし、バラの花と一緒に江角幸子(余)という女性に届けてほしい」というものだった。
それから数日後、浦田が海に飛び込んで自殺したことが判明。祐太郎は突然の出来事に肩を落としながらも、理髪店を営む幸子の元へ向かい、身分を偽って接触する。
そんな中、祐太郎は不審な男が浦田の写真館に忍び込み、ノートパソコンを盗んでいく現場を目撃。すぐに圭司に報告して男の正体と居場所を突きとめようとするが、事はそう簡単には運ばず…。
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