『健康で文化的な最低限度の生活』の8月21日(火)放送の第6話は、“島岡親子編”が衝撃展開でクライマックスを迎える。
8月14日に放送された第5話では、えみる(吉岡里帆)の担当する島岡光(佐野岳)が父の上京を知り、宿泊施設から逃走、自殺を図ってしまう。島岡は幸い一命を取りとめたものの、島岡の扶養照会や親子を会わせるようえみるに指示した京極(田中圭)は、自らの判断が受給者の命の危険を招いたと感じ「この件は、すべて自分の責任で対処する」と宣言する。
京極役の田中は、第6話の見どころについて「ひと言でいうと、京極が現場に出たよー!田中圭がロケしたよー!です(笑)」と笑顔で語り、「6話は結構ヘビーなのです。それでヘビーなことを生活課として、どうにかしなきゃいけないので、どうにかするんです、って話です。見どころはやっぱり管理職の京極が、自分の判断ミスからえみると一緒に現場に立つ、というところ。僕も6話で初めてロケに行きました」と。
また、上司の京極がえみるに対して優しさを見せるシーンについては「優しさを出そうとすると、なんかかわいらしくなってしまうんですよね。何でしょうかね?あの京極の照れは。演じていて、あれ?と思ったので、せりふを変えたりもしているんですけど。『義経ちゃんになんか特別な想いを抱いてるの!?京極、もしかしていけないことを考えてるの』って、そういうムフフな関係も…!?」とおどけた。
最後に、田中は「ドラマ上で初めて“現場”に立ちました。きっと、京極自身も反省したり、現場から学ぶことだったり、いま現場にいるえみるから感じることがあったと思う。逆に、先輩(京極)が現場に出て来たことに対して、えみるが感じることもあっただろうし。どういう決着をつけるのか、ぜひ見てください。見てもらえることがすごく大事です。そして僕らは、見てくださった方たちのなにかをつかまなきゃいけない。そこは戦いですね」と語っている。
『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)第6話は、8月21日(火)後9・00放送。