10月クールのドラマ25枠がドキュメンタリードラマ『このマンガがすごい!』(テレビ東京ほか)に決定。ナビゲーターを蒼井優が務めることが分かった。
本作では、マンガ業界の指標として注目される人気マンガランキング本「このマンガがすごい!」とタッグ。毎回異なる豪華ゲスト俳優たちが好きなマンガについて語り、実際にそのマンガのキャラクターを演じるために、俳優たちがどのような役作りのアプローチをするのかを紹介。そして、マンガのコマに俳優が入るという特殊な方法で、マンガを実写化するまでの過程を記録したドキュメンタリードラマ。
ナビゲーターを務める蒼井は、ゲストの俳優にインタビューする役どころ。ゲストが好きなマンガの魅力と、俳優のリアルな役作りについて聞いていく。
撮影をしてみて、蒼井は「インタビューさせていただくんですけど、全然上手にできてなくて、でも皆さんすごく優しくて助けられました。普段、役者同士でどういうふうに役作りをするかとか、してきたかという話をすることがないので、皆さんがマンガ実写化にあたっての役作りされているところを見学させてもらったのは、貴重な経験でした」と感想を語った。
また、見どころについて「今回10人の…イレギュラーで11人の役者さんにお会いして(笑)。かっこよくていとおしいなと皆さんに対して思いました。ゲストに来てくださった方のすべてが映っているわけではないんですけど、皆さんの知らない部分や、めったに見られないような役作りの過程とかを見ていただけるので、見てくださった方が、ゲストの方をより好きになっていただけたらうれしいです」と語った。
ゲスト俳優については、後日発表予定。
本作を手掛ける、松江哲明監督は「若手俳優がゲストに来た際、蒼井優が『あなたはこっち側に来ないでいいのに!』と言いました。その時、私はその言葉に納得しつつも『ようこそ』と心の中で呟いたのです。彼の前にこの番組に参加していたある先輩は獣の姿でオーディションを行い、また別のベテランは60を過ぎて小学生を演じ、または風俗嬢に教えを乞う芝居が好きで好きで仕方がない方もいました。“こっち側”とはそんな風に役と向き合う姿をカメラの前で晒すことです」と。
さらに「私は“こっち側”を初めて体験した若手を含め、役者とはなんと面白い存在なのかと気付かされ、そして彼、彼女らの原動力となったマンガ愛について考えさせられました。この番組は蒼井優と11人の役者が平成最後の夏に経験した“こっち側”の記録です」と語った。
ドラマ25『このマンガがすごい!』
2018年10月スタート
テレビ東京、テレビ大阪ほか
毎週金曜 深夜0時52分~1時23分
出演:蒼井優
監督:松江哲明
構成:竹村武司
©「このマンガがすごい!」製作委員会