土屋太鳳主演のドラマ『チア☆ダン』に、津田寛治が出演することが決定した。
ドラマ『チア☆ダン』は、昨年3月に公開され大ヒットした映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」の9年後を舞台に、映画とはまったく違うオリジナルストーリーを展開。主人公のわかば(土屋太鳳)らチアダンス部のメンバーが「打倒JETS!全米制覇!」という“できっこない”夢を追いかけ、成長する姿を描いている。
津田が演じるのは、8月31日(金)放送の第8話で登場する、桐生汐里(石井杏奈)の父親役。津田は『チア☆ダン』の舞台である福井県出身であり、2016年から「福井市観光大使」、今年からは「ふくいブランド大使」も務めている。
昨年3月に映画が公開された時から地元・福井が舞台の物語なのに、なぜ出演しないのかと、周囲から聞かれていたという津田。当時は先のスケジュールまで決まっていたこともあり出演は叶わなかったというが、今回ドラマからの再三のラブコールにより、念願の出演となった。
<津田寛治コメント>
福井商業は地元民からしたら凄く有名な高校で、女の子が可愛いという評判も(笑)。その福井商業高校の「JETS」がチアダンスの全米大会で、結成わずか3年で優勝したというセンセ―ショナルなニュースを今でも覚えています。昨年からドラマへの出演を熱烈にオファー頂きまして、こちらからも熱烈にラブコールを送っていたのですが、なかなか調整が上手くいかず…。ですが、やっと今回、タイミングが合い出演が叶って喜びました。ただ、頂いた役が、福井の人ではなく東京の人という設定で、「あー、俺のこの福井弁使えないのか!」と、思ってちょっと悔しかったです(笑)。汐里を演じる石井さんも本当に素晴らしい女優さんですね。話を聞いたら、彼女は幼い頃にダンスの大会でスカウトされたと言っていて、「センターでバリバリ踊っていたんだね」って聞いたら「いやいや私なんて端っこから2番目で踊っていたんですけど」って。端っこから2番目で踊っていてスカウトされるって、相当な逸材だなと思いました。ドラマの役柄同様、ダンスの世界でがんばっているというのがリンクして、本当の父親になった気分で、熱い思いで演じさせていただきました。福井を舞台にした『チア☆ダン』に出られたこともうれしいですし、石井さんと親子になれたこともよかったです!
<第8話あらすじ>
夏になり全国大会への切符をかけた関西予選大会に向けて練習をするROCKETSの一同だったが、わかば(土屋太鳳)を含めた3年生は高校を卒業した後の進路について決めていく時期に。汐里(石井杏奈)はアメリカでチアダンスをしたいと語り、麻子(佐久間由衣)は大学の教育学部に進学と、それぞれに進路を決めていく中で、わかばは先のことなんて全然考えておらず、三者面談で“全米制覇”と書いた進路希望調査の紙を提出し母親の房子(紺野まひる)と担任の杉原(本多力)を困らせる。
そんなある日、練習を終えた汐里(石井)の元に母親から電話が掛かってくる。家族よりも仕事を優先してきて、離婚してからも連絡をろくによこしたことがない汐里の父・光俊(津田寛治)が汐里に話があると東京に呼び出したのだ。光俊は汐里に、秋にアメリカに転勤することになったと話し、向こうでチアダンスをするなら一緒に行こうと誘ってきた。その帰り道、汐里は東京の繁華街でたまたま転校前の学校の制服を着た女子高校生が男性に付きまとわれているのを見つけ、気になり後を追うと…。
ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)は、毎週(金)後10・00より放送。
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