山田孝之&菅田将暉『dele』第6話は金城一紀脚本!壮大な雪山ロケ&アクションも

ドラマ
2018年08月30日
©テレビ朝日
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 山田孝之と菅田将暉がダブル主演を務めるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』((金)後11・15ほか)の第6話が、8月31日に放送される。

 人の死後にパソコンやスマホに残るデータ「デジタル遺品」をテーマにした1話完結型作品。不都合なデジタル遺品を内密に抹消する会社を立ち上げた車いすのプログラマー・坂上圭司(山田)と、圭司の仕事を手伝う何でも屋・真柴祐太郎(菅田)が、依頼人の人生やそこに隠された真相をひもとく。脚本には原案を手掛けた作家・本多孝好をはじめ、多彩なメンバーが名を連ねている。

 第6話の脚本は、作家・金城一紀。『SP』シリーズや『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)、『BORDER』シリーズ(テレビ朝日系)など金城作品の特色であるアクションも健在で、山田と菅田が芝居だけでなく華麗な動きでも魅せる。

 物語冒頭、家出少女・石森純子(山田愛奈)が雪に覆われ眠るように死んでいるシーンは新潟県魚沼市の雪山でドローンも使って撮影。『dele』の撮影は今春~初夏にかけて行われていたため、まだ雪が残るロケ地を洗い出してたどり着いたという。深夜ドラマの枠を超えたこの壮大な雪山ロケも、今回の見どころだ。

 長野県の別荘地で、雪に覆われ眠るように死んでいる純子が見つかった。遺書はなかったが、警察は自殺と判断。しかし、純子の両親・石森俊一(横田栄司)と石森美穂(霧島れいか)の気持ちは収まらない。愛娘の自殺原因を知りたいと切望する石森夫妻は、弁護士・坂上舞(麻生久美子)の元へ。圭司と祐太郎に引き合わされた夫妻は、純子が日記をつけていたパソコンのパスワード解除を依頼する。

 実は、俊一には自殺の原因に心当たりがあった。純子が家出する前の行動から、通学していた中学校でいじめに遭っていた可能性が高いというのだ。さしあたり、純子のスマホから消去されていたデータを復元した圭司は、同級生たちとの仲むつまじい写真や動画を発見。そこに写っていた小川優菜(中田青渚)らと接触した祐太郎は、“思わず絶句する動画”を新たに入手してしまう…。

 やがて苦労の末、圭司は純子のパソコンへ入り込むことに成功。ところが…データが何も残っていないという、まさかの状況に直面する。死ぬ前にデータを消したのは、身辺をきれいに整理しようと思ったからなのか…。それとも、見られるとヤバいものが入っていたからなのか…。この謎多き現実が、圭司に火をつける。「根こそぎさらってやるよ。全部復元して、謎を解いてやる」――取り憑かれたように純子のパソコンと格闘する圭司。そんな彼の前に“果てしなく深い闇”が立ちはだかる。

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