『FNS 27時間テレビ にほん人は何を食べてきたのか?』で、朝ご飯タイムと昼ご飯タイムの2回に分けて「松岡修造のくいしん坊!万才」の特別版が放送される。
11代目くいしん坊となる松岡は、『くいしん坊!万才』リポーターを2000年から18年にわたって担当。その土地の人たちと触れ合いながら、日本各地のご当地グルメを伝え続けている。番組では、そんな松岡が過去18年間に番組で訪れた中から厳選した料理を紹介。スタジオには選ばれた全国各地の方々が集結し、松岡と共にビートたけし、村上信五においしいご飯を届ける。
先日行われた収録では、松岡の一人芝居を収録。鎌倉時代にしょうゆが誕生した瞬間を熱演した。さらに、江戸時代中期の「十割そば」を作るそば職人を演じるため、まげ姿でそばを練るなど、その時代の人に成り切った。
一人芝居のあとには、ミュージカルにも挑戦。 一人芝居もミュージカルも、松岡が「普段のくいしん坊とは違うこともやりたい!」と自ら発案。しょうゆとそばの良さを伝えるために「普通に伝えるだけでは伝わらないですから!」と体を張ってミュージカルに臨む。さらに関ジャニ∞の楽曲を村上と披露するひと幕も。
ミュージカルのあとは、松岡イチ押しのおいしい朝ご飯と昼ご飯が登場。まず、朝ご飯にはしょうゆが主役になった3品を紹介する。しょうゆのうま味を感じる、東京・大森の漁師たちが愛した「しょうゆご飯ののり巻き」、しょうゆの風味を感じる長野県川上村の熱々しょうゆのソースをかけていただく「スタミナレタス」、さらにしょうゆで長期保存が可能になった福島県小名浜の「カツオの焼き浸し」。
昼ご飯には、江戸時代に人気となった料理2品を。1品目は『くいしん坊!万才』40周年SPにも登場し、松岡がほれこむ福島県桧枝岐村の「裁ちそば」。2品目は松岡が高校時代から食べているという福岡県柳川市の「うなぎのせいろ蒸し」を紹介する。
さらに『くいしん坊!万才 presents 毎時間修造』と題して、松岡がおよそ1時間に1回出現するコーナーも。“食に関する名言”を熱く紹介する。
<松岡修造 コメント>
◆迫真の演技でしたが一人芝居の感想は?
「初めて時代ものに挑戦させていただきましたが、おそばとかしょうゆがどうやってできたのかということを本気で伝えられる場はなかなかないと思うんですよ。しかも真剣に伝えているのに、どこか笑っちゃうっていうものは、僕が最もやりたかったことでした。その後のミュージカルもよくやらせてくれたと思います。スタッフも、ダンサーの人たちも、いい意味ですごくこだわりがありましたね。ただ単に踊って楽しくしょうゆやおそばを伝えればいいというものではなくて、全てにこだわりがあった。そのこだわりが、“本気”の想いとして映像に現れるような気がして。間違いなく人に伝える強さはあるって。おもしろいというとらえ方、なるほどというとらえ方、なんかもう訳わかんないなっていうとらえ方、それら全てが作品を作っている側のメッセージだと思います」
◆ミュージカルの感想は? 関ジャニ∞の楽曲を村上さんと踊る場面もありましたが?
「カメラを映している人たち、見ている人たちが笑っているというのがすごく大事ですね。歌っていて、僕も楽しいし、村上さんも楽しいし、スタッフも楽しいし、その場にいるみんなが楽しい!という雰囲気が視聴者の方々にも“笑顔”として伝わってくれるとうれしいですね。皆さんが本気で取り組んでくださったおかげで素晴らしい作品ができあがったと思います」
◆一人芝居、ミュージカルはご自身の発案とのことですが、やろうと思った理由は?
「一言で言えば、やりたかった!!食を伝える“くいしん坊”を18年やらせていただいていますが、今回は“くいしん坊”松岡修造が今までとは違う形で飛び出していく。それが僕にとっては大事でしたね。だから松岡修造個人の演技ではなく、“くいしん坊”の松岡修造として出ていることがよかった(笑)。“くいしん坊”枠に入っていることで、心置きなく“食”について表現できたのがよかったと思います」
◆たけしさん、村上さんへしょうゆ、そばなど魅力ある朝ご飯、昼ご飯は伝えられましたか?
「やっぱり『くいしん坊!万才』ですから食の魅力を伝えるというのはありますが、何と言っても来て下さった方々の魅力がたまらないですよね。みなさんの元気や笑顔を、たけしさんも村上さんも一緒にいただいてくれたと思うんですよ。少しでも“くいしん坊”の良さ、温かさをたけしさんと村上さんと共有できたことが、“くいしん坊”ファミリーに入ってもらえたことが、僕にとっても、くいしん坊スタッフにとっても最高の時間だったと思います。“くいしん坊”ではなくて、ただ単に食を伝えているだけだったら、あのようなアットホームな雰囲気にはならなかったでしょうね。」
◆毎時間修造の感想は?
「面白く伝えようとしたり、熱く伝えようとしたりしていますが、その中にある本当に伝えたいメッセージが最終的にみなさんの心に残ってほしいですね。特に子供たちに対しては、“食べる”ということはどういうことなのか、食事中の会話の大切さ、食べ物に感謝することなど、“食”の基本になる大事な部分がメッセージとして伝わっていると思います。そのメッセージを笑いながら感じてくれたら一番うれしいですね」
◆視聴者へのメッセージ
「今回、27時間のテーマが“食”ということで、“くいしん坊”として携わって一番思ったことは、僕自身が“食”だということ。松岡修造は“食”で出来ているということですね。それは、果物や野菜、お肉などいろんなものがある。これだけたくさんの食べ物が僕のなかに詰まっているということは、それだけバラエティーに富んでいて、彩りがある。心の中も彩りがあるって。季節にも四季があるように、そういうものを感じる力を磨いて強くしていかなきゃいけないなと思いましたね。だから、おかしな言い方かもしれませんが、食べ物みたら友達っていうとらえ方をしてみてはどうでしょうか。どんな食べ物を見ても自分って。すべてがつながっているんです。もし意気投合したら、その食べ物は友達として僕の中に入ってくるんですよ。特に親子でそのような食の大切さも感じて欲しいです。笑いながらね!(笑)」
『松岡修造の朝メシくいしん坊!万才』
9月9日(日)午前7時頃~
『松岡修造の昼メシくいしん坊!万才』
9月9日(日)午前11時10分頃~
出演:ビートたけし、村上信五、松岡修造
『くいしん坊!万才 presents 毎時間修造』
9月8日(土)午後6時30分~9月9日(日)午後9時54分内で約1時間に1回出現
出演:松岡修造
©フジテレビ