10月14日(日)放送の『ザ・リーダー』(MBS 朝5・00)は、GSユアサの村尾修社長が登場する。
GSユアサは、自動車用・産業用の電池や電源システムなどを製造販売。日本電池とユアサコーポレーションが2004年に経営統合してGSユアサになり、自動車用バッテリーの国内シェアは50%を超える。村尾修社長は100周年を迎えたこの老舗企業のトップに就いて丸3年。ライバル同士だった会社の統合にまつわる裏話や、統合後のさまざまな苦労、社長の指名を受けた際の心境などについて話を聞く。
鳥取大学工学部を卒業後、当時の日本電池に入り、産業用電池部門でキャリアを積んだ村尾社長。「工場に来ると一番ホッとする」と話すも、若い頃は大規模な失敗もし、「“これは終わったな”ということも結構あった」と苦笑い。
2004年の日本電池とユアサコーポレーションの経営統合の際は「ライバルとして競っていた会社ですから、“えっ?”と思いました」と当時の心境を率直に語り、「同じような製品を作っているのに、力の入れ方や重点を置いているところが少しずつ違う。面白いなと思いました。良いところをお互い吸収していきましたから非常に良い統合だった」と語る。そして、その成果か、アメリカ航空宇宙局(NASA)から声がかかり、GSユアサのリチウムイオン電池が国際宇宙ステーションのバッテリーに採用された。
また、プライベートでは大のサッカー好きで、50歳ごろまでシニアチームでプレーしていたという村尾社長の生き方に迫る。
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