映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、山下健二郎、佐藤寛太、平沼紀久監督、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが登壇した。
映画公開から3週間目となり、周囲の人から感想を聞く機会はあるかと質問された山下が「三代目 J Soul Brothersのメンバーは結構観てくれていて。岩ちゃん(岩田剛典)は、『すごく面白かったし、ちょっと悔しかった』って言ってくれましたね」と語ると、平沼監督から「本当に悔しがってた?」とすかさずツッコミが入り、会場は大きな笑いに包まれた。
続いて、佐藤寛太は地方での舞台あいさつのエピソードや思い出深い出来事を聞かれ「地方の舞台あいさつで“お悩みコーナー”というお客さんからの質問に応えるコーナーをやっていたんですが、『DTCの3人にランニングマンをやってほしい』という要望があって、健二郎さん、大樹、監督とランニングマンをやったのが印象に残ってますね(笑)」と語った。
今までもらった感想の中で一番意外だった感想を平沼監督は「チハル役の大樹は自分が大好きなので、本作を11回も観ていた事もあって、舞台あいさつの時にも『ぜひ11回以上観てください!』と言ってたんですが、実際に『13回観たよ』と言ってくれる人もいてうれしかったですね」と。
ここで、この日の舞台あいさつに不在のチハル役・佐藤大樹の話題に。山下が「DTCの大ヒット舞台あいさつなのに、あいつは何やってるんだ?!」とツッコむと、平沼監督は「EXILEとして踊ってるんじゃない?」と返答。「本業の方に行ってるんですね!そういえば、あいつもEXILEでしたね!」とコメントし、会場の笑いを誘った。
本作では、「HiGH&LOW メンバーは仲間を見捨てねぇ!」という企画のもと、「HiGH&LOW」にまつわるさまざまな人物が本作を応援。今回は公開最終週を盛り上げたい!いうことで「HiGH&LOW」シリーズで楽曲の提供やキャスト出演で活躍し、今回は全員で本編を鑑賞したという後輩のTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの16名が一斉に登壇した。
「HiGH&LOW」シリーズでは山王連合会でテッツの後輩・ケンとして出演している岩谷翔吾は「メンバー全員で鑑賞させていただいて、感動的なお話に目頭が熱くなりました。映画を観終わった後は、真っ先に健二郎さんに連絡しました!」とコメント。それを聞いた山下は「翔吾から長文の感想が届きました!気持ちはうれしかったけど、長文に何て返せばいいか面倒臭くなって、『ありがとう』の一言で返しました(笑)」と話し、大きな笑いが起こった。
同じくテッツの後輩・ヒカルとして出演している山本彰吾は「僕は特に最後のシーンで感動して。メンバーに馬鹿にされるくらい号泣してしまいました」と。さらにLIKIYAが「男気と人情味があふれる作品だと思いました。まさにラブ・ドリーム・ハピネスを感じる作品だと思うので、残り1週間、少しでも多くの人に観てもらいたいと思います」と語ると、山下は「後輩からそのような感想を言ってもらえてうれしいですね」と喜んだ。
また、ケン・ヒカルとして今後「HiGH&LOW」の中でやってみたいことを聞かれると、岩谷は「以前の撮影で、テッツの後輩としてバイクの後ろに乗せてもらっていたんですが、今後は自分ひとりでかっこいいバイクに乗れるようになりたいです!」と。続いて山本が「僕は…しゃべりたいですね!(笑)」と発言すると、山下からすかさず「シンプルに、せりふが欲しいんだね!」とツッコみ、「HiGH&LOW」全シリーズの脚本を手掛ける平沼監督にぜりふを懇願するひと幕も。
ここでボーカルのRIKU、川村壱馬、吉野北人が、普段パフォーマーや俳優として活躍する山下、佐藤寛太が本作で披露した歌声について聞かれると、RIKUは「3人とも歌がとても上手でしたし、IIKOTOのステップがほんとにツボで、変な意味でなく大爆笑してしまいました」、川村は「健二郎さんはパフォーマーと思えないくらい、素敵な歌声で驚きました!寛太は過去にもボーカルバトルオーディションに出たこともあるくらいなので、やっぱり歌も上手だなとあらた改めて思いました」、吉野は「DTCみんな素晴らしい歌声だった思います!健二郎さんがとても美声だったので、僕も頑張らなきゃなって思いました」と語った。後輩からの絶賛コメントに、山下は「ボーカリストにお褒めの言葉がもらえるとうれしいですね!」と笑顔を見せた。
また、グループのリーダーとして活躍しているLIKIYAと陣は、山下演じるDTCのリーダー、ダンに共感する部分を聞かれると、LIKIYAは「リーダーシップを取ってメンバーを引っ張っていくところと、場を和ませようとするおちゃめなところがすごく良いバランスで、見習いたいなと思いました」、陣は「リーダーは選択肢を迫られる場面が多いと思うんですが、たとえ選んだ道が間違いだったとしても、それが正しいと思えるくらいにメンバーを引っ張っていける力があって、自分もそんなリーダーになりたいなと思いました」と語った。
「HiGH&LOW」シリーズで鬼邪高校のメンバーとして出演した龍と鈴木昴秀。闘いがない間の鬼邪高メンバーは何をしていると思うか聞かれると、龍は「鬼邪高のメンバーはとても仲良いので、撮影終わった後も飲みにいったり、定期的にご飯を食べにいってますね。今度は二十歳のお祝いとしてご飯に行く約束をしています」とオフの様子を紹介。他のメンバーから質問の意味を間違えているとツッコミが入り、慌てた龍と鈴木に山下が質問の内容を丁寧に説明すると、龍は「そういう意味だったんですね!すっかり勘違いしていました!」とコメントし、会場は笑いに包まれた。
普段から佐藤寛太とよく食事に行くという藤原樹が「寛太君とは中学生くらいから一緒にいるので、暇さえあればすぐご飯に誘うんですが、僕が食べたいものを提案しても寛太君からなかなかOKが出なくて…」と語ると、佐藤寛太は「気分屋なので、藤原が食べたいものと合わない事が多いんですよね(笑)でも付き合いが長いので、一緒にいて落ち着くし、空気みたいな存在です」と語った。
本作でDTCが旅先の旅館で共同生活をしながら働くことにちなみ、RAMPAGE全員で住み込みで働くことになったら、どのメンバーと一緒がいいかという質問に、浦川翔平は「長谷川ですね!」と長谷川慎を指名。「掃除が苦手なので、きれい好きな人だとありがたいですし、あと長谷川は自分のプライベートにあまりツッコんで来なそうなところが良いですね!」と語り、会場の笑いを誘った。
ロードムービーである本作にちなみ、メンバー全員で旅に出かけた経験について聞かれると、後藤琢磨は「昨年の夏から今年の夏まで全国ツアーをしていたので、それが旅みたいな感じでしたね。メンバーと各地で食事ができたり、いい思い出です」と。陣は「人数が多いので、全員での旅は行ったことがないんですが、いつか行ってみたいですね!」と語った。
最後に、平沼監督は「『HiGH&LOWシリーズ』では、どんなお金持ちや地位がある人よりも、変化できる人間が一番強いというメッセージを持たせて作っています。本作のDTCもそうですが、次世代に受け継がれていくこれからのHiGH&LOWシリーズを楽しんでいってほしいと思います」と熱く語った。
続いて山下は「映画も残り1週間となりましたが、僕たちにとって大切な作品になりましたし、この作品を通して、自分たちの強みに気づけた気がします。ぜひ皆さんと一緒に最後までDTCを盛り上げていきたいなと思います!」と語った。
『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』
企画/プロデュース:EXILE HIRO
監督:平沼紀久(「HiGH&LOW」シリーズ 脚本/プロデュース)
脚本:渡辺啓、福田晶平、上條大輔、平沼紀久
<出演>
山王連合会…[DTC]山下健二郎(ダン)、佐藤寛太(テッツ)、佐藤大樹(チハル)/鈴木伸之(ヤマト)
SMG…廣瀬智紀(MARCO)、松田凌(COSETTE)、西川俊介(LASSIE)、西村一輝(HEIDI)
達磨ベイビーズ…水野勝(風太)、田中俊介(雷太)、守屋光治(阿形)、井澤勇貴(吽形)
縦笛兄弟…八木将康(カニ男)、天野浩成(たて笛・尾沢)
旅館「森田屋」の女将…笛木優子(森田マリ)、番頭…駿河太郎(宮崎有起)、マリの娘…新井美羽(森田メグミ)
企画制作:HI-AX
配給:松竹
製作:『HiGH&LOW』製作委員会
制作:イメージフィールド
©2018「HiGH&LOW」製作委員会