趣里が華麗に舞う!世武裕子「1/5000」MV公開『生きてるだけで、愛。』ED曲

音楽
2018年11月07日

世武裕子「1/5000」MV 11月9日(金)公開の映画『生きてるだけで、愛。』エンディングテーマの世武裕子が歌う「1/5000」のミュージックビデオが解禁された。

 本作は、芥川賞作家・本谷有希子の同名小説を趣里主演で映画化した、今を懸命に生きる不器用な男女2人の真っすぐでエモーショナルなラブストーリー。には、主演の趣里をはじめ、菅田将暉、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲里依紗が出演。同作が初の長編監督作となる映像作家・関根光才が監督を務める。

「1/5000」MVでは、『生きてるだけで、愛。』の主演・趣里、監督・関根光才が再びタッグを結成。スタッフにも一流クリエイターが集結し、撮影を担当したのは、THE YELLOW MONKEYやYUKIのMV、オムニバス映画『乱歩地獄』(2005年)への参加で知られる映像作家・写真家の竹内スグル。美術は、有名企業のCMや、アレハンドロ・ホドロフスキー監督『エンドレス・ポエトリー』(2015年)や石井岳龍監督『蜜のあわれ』(2015年)の佐々木尚など、エンタメ、アート界の第一線で活躍する面々がそろった。

 MVは汚れた顔で横たわる女(趣里)の姿から始まる。その焦燥した表情とは裏腹に、目に情熱をたぎらせている彼女は、ゆっくり立ち上がると真っ赤な傘を手にし、真っ蒼な服をまとい、荒野を歩いていく。「赤」と「青」の美しい色使いは、映画でも印象的に使われているポイントの1つだ。

 やがて水辺にたどり着いた彼女は、言葉にできない思いを表現するかのように、全身を駆使して激しく踊り始める。バレエや舞台経験で身体表現力を磨いてきた趣里ならではの、内なる思いや感情が伝わってくるようなエモーショナルな舞いは、観る者の心をゆさぶるだろう。

<関根光才監督 コメント>
この曲は映画「生きてるだけで、愛。」のために世武裕子さんが書き下ろしてくれた曲で、僕個人としても非常に思い入れがあるとても印象的な曲ですが、MVを作るにあたっては映画の主演であった趣里さんに演じてもらいながらも映画とは切り離した主題で臨み、日本のクリエイティブシーンをリードしてきた写真家・映像監督の竹内スグル氏に撮影を依頼するなど、あえて異なるスタッフに参加していただきました。刹那的に、しかし永遠に続く何かを切望し彷徨う女性として描かれる趣里さんの存在感と気迫ある動きはこのMVでも素晴らしく、撮影現場ではスタッフからの感嘆の声があがりました。彼女が新しい時代の本物の表現を担う一人であることを、このMVでも感じていただけると思います。

『生きてるだけで、愛。』エンディングテーマ
「1/5000」 ミュージックビデオ
楽曲:世武裕子「1/5000」
出演:趣里
監督:関根光才
プロデューサー:甲斐真樹、高橋聡
撮影:竹内スグル
美術:佐々木尚
衣装:井口さおり
ヘアメイク:小西神士
振付:酒井幸菜
DIT:鈴木研二
ドローン:水上裕規、阿部航
編集:瀬谷さくら
カラリスト:水上雅仁
制作:田村優介、杉浦戦、武井寿幸
美術制作:佐藤彩、佐藤菜美
プロダクション:NION
協力:GLASSLOFT、小輝日文、IMAGICA Lab.

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