木村佳乃がこのほど、テレビ朝日系主演連ドラ『あなたには渡さない』((土)後11・15)のクランクアップを迎えた。
元夫の愛人(水野美紀)とドロドロの愛憎劇を繰り広げる料亭の女将を演じた木村。元夫役の萩原聖人と共に全ての撮影を終えると、スタッフにかみながら紹介され、その場にいた全員がズッコケ。木村は「私のこと嫌いだったんですか!? よっぽど腹に一物ありますねこの方(笑)」とイジって笑わせた。
あらためて紹介されると、「いえ~い!ありがとうございます~!!」と感謝し、「ドラマはドロドロしていましたが、皆さんと一緒に冗談を言い合いながら毎日を楽しく過ごせました。ぜひまたご一緒してくださいね」とあいさつ。
萩原からは「木村佳乃さんという素晴らしい、魔法使いのような女優さんと一緒にお仕事ができて本当にうれしかったです」と絶賛され、「魔法使い!?」と驚きながらもうれしそうな表情を浮かべた。
また、萩原との写真撮影でわざと目線をそらし、「私、マネキンみたい!」とちゃめっ気たっぷりな木村のオフショットも公開された。
<木村佳乃(立石通子 役) コメント>
今日の日を迎えるにあたっていろいろ考えたんですけど、さすがに胸がいっぱいになってしまって、佳乃、言うことが全部飛んじゃいました!(笑)私は現場の人間なので、キャスト・スタッフの皆さんとモノを作るということが昔から大好きで。ドラマはドロドロしていましたが、皆さんと一緒に冗談を言い合いながら毎日を楽しく過ごせました。次に皆さんとご一緒できる俳優さんは幸せだと思います。素晴らしいスタッフだと思います。私ともぜひまたご一緒してくださいね。
<萩原聖人(上島旬平 役) コメント>
物語はドロドロでしたけど、撮影はとっても楽しくやらせていただきました。植田(尚)監督の分かりやすい的確な指示と、木村佳乃さんという素晴らしい、魔法使いのような女優さんと一緒にお仕事ができて本当にうれしかったです。(撮影期間が)すごく短く感じたので、また嫌じゃなければ長いものでも、よろしくお願いします! また皆さん元気でお会いしましょう。
<12月15日放送 第6話あらすじ>
旬平(萩原聖人)が突然いなくなってから1年半。料亭『花ずみ』本店の調理を矢場(青柳翔)が務め、新たに始めた支店の銀座店は多衣(水野美紀)が女将として仕切っていた。
そんな中、多衣の体調の変化にいち早く気付いた通子(木村佳乃)は、彼女に妊娠しているのではないかと詰問。すると多衣は口を開き――。
一方、笠井(田中哲司)が通子に電話を掛けてきた。旬平の居場所が分かったというのだ。通子はすぐに多衣のマンションへ行き、そのことを報告。だが多衣は「迷惑だ」と意外な反応を見せる。
さらに後日、笠井の会社に贈賄疑惑が掛かっているという雑誌記事が目に飛び込んで来た。動揺を重ねる通子は、気付けば今の旬平が働いている定食屋の前に来ていた…。
多衣の子供の父親は一体誰なのか、笠井は逮捕されてしまうのか。そして、何もかも捨てて家を出た旬平の今の姿とは――!?
そして子供については一切口をつぐんでいた多衣が、ついに動き出す――!!
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