1月11日(金)に初日を迎えた舞台「スケリグ」の公開ゲネプロ&囲み取材が行われ、浜中文一、末澤誠也(関西ジャニーズJr.)、渡辺菜花、金子昇、瀬戸カトリーヌ、ウォーリー木下(演出)が登壇した。
「スケリグ」は、1998年にイギリスの作家デイヴィット・アーモンドによって書かれ、同年には英国で優れた児童書に贈られるカーネギー賞とウィットブレッド賞(現コスタ賞)を受賞した、ファンタジー児童文学の傑作だ。
荒れ果てた庭のガレージいる奇妙な人物“スケリグ”を演じる浜中は「最近はちょっと顔を隠すお芝居によく出ているので、“(本当に)僕なのかなぁ?”みたいなところはあると思います(笑)」と感想を明かすと、スケリグを含め8役に扮しているということで、「(どこにいるのか)見つけてください!」と笑みを浮かべた。
いっぽう、ガレージにいたスケリグ見つける少年・マイケルを演じている末澤は「ちゃんとした役を1つもらってお芝居をするのも、これだけのセリフを覚えるのも、初めての経験ばっかりで大変でした」と心境を語った。
セット転換などもなく、キャスト陣は約2時間出ずっぱりの本作。しかし、浜中はその中でもアドリブを言ったり、他のキャスト陣にいたずらをするそうで、瀬戸が「すごく腹立たしいくらい余裕がある(笑)」と言うと、金子も「文ちゃんはジッとしてられないんですよ」と笑っていた。
そんな浜中は、後輩である末澤との共演について問われると、「先輩としてってなると厳しくなっちゃうので、言うのはちょっとやめとこうかな~」とにやり。金子が「でも、(浜中は)誠也に対してだいぶ優しいですよ!細かく指導もしていますし、厳しいところなんてない。いい先輩だと思います。誠也がうらやましい」と2人の様子を明かした。
また、2019年の抱負を問われると、「毎年目標を設定しているんですが、去年は“休まない”というのが目標だった。継続は力なりということで今年もいっぱい仕事をして“休まない”ようにしたい」(浜中)、「今回の舞台のように新しいことにどんどんチャレンジしていきたい」(末澤)とそれぞれ意気込んだ。
舞台「スケリグ」は2月11日(月・祝)まで東京・DDD青山クロスシアターで上演。その後、大阪、愛知、金沢、兵庫公演が実施される。