A.B.C-Z 河合郁人が舞台単独初主演!「しっかり引っ張れる座長を目指したい」

エンタメ総合
2019年01月16日

舞台「トリッパー遊園地」制作発表
 舞台「トリッパー遊園地」の制作発表記者会見が行われ、河合郁人(A.B.C-Z)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、榎木孝明、渋谷天笑(松竹新喜劇)、純名里沙、いしのようこ、惣田紗莉渚(SKE48)が出席した。

 本作の舞台は、2019年の現代と1944年の太平洋戦争真っ只中の二つの時代。タイムスリップで二つの時代を行き来する男と、そこで出会う人たちを描く。

 2019年の現代で、廃れた遊園地の経営改革に乗り出す中、思わぬタイムトリップをする主人公・山ノ内マサヒロを演じる河合。単独での舞台は初主演となるが「お世話になっている新橋演舞場に単独初主演として立てるのはありがたい。しっかり引っ張れるような座長になりつつ、今までに見たことのない作品にできたら」と意気込みを語りながらも、「お芝居に関してはほかのキャストの皆さんのほうが先輩なので、そこは甘えながらいろいろ経験して成長したい」と。

舞台「トリッパー遊園地」制作発表
 物語のカギとなる1944年の遊園地で働く山ノ内ショウヘイを演じる辰巳は「戦中に起きた、ただつらいだけではなく、当時あったリアルなことや生き抜いた熱い人間模様を伝えられるように。また見てくださる皆さんが、僕たちと一緒に戦中にトリッパーしていただける作品にしたいです。俳優として、日本人として誇りと責任を持って臨みたいです」と意気込みを熱く語った。

 遊園地で時代の変遷を見守ってきた整備士・寅吉役の榎本は、新橋演舞場での舞台は6年ぶりだという。「この中で一番年上になってしまいましたが、今回の僕の役割は存在感のひと言に尽きると思っています。楽しい作品になると思いますので、ぜひご期待ください」と。

 戦時中でも遊園地の運営しようとする経営者・マツジを演じる渋谷は「台本を読ませていただきましたが、次の展開がどうなるかワクワクする作品です。あと、言ってはいけないですが、私は一幕で死にます。そのあたりも楽しみにしていただけたら」と宣言し、キャスト、会場から笑いが起こった。

 マツジの妻・ユキ役の純名は「今日、キャストの方とお会いして稽古が楽しみになりました。個人的にも大きな舞台に関わらせていただくのは久しぶりなので、すごく楽しみですし、華やかでエンターテイメントでありながら平和へのメッセージが込められておりますので、そのあたりを担えるようにお稽古に励みたいです」と。

 遊園地を彩る活弁士・トメ役のいしのは「戦時中と現代を聞きするお話の中で、つらいときこそ女性の力というのは、本当に大きく深く力強いものであるということを、この作品の中で表現できたらと思っています」と語った。

 トメの娘・ハルを演じるSKE48の惣田はグループ以外の舞台に出演するのが初めてだといい「演技も初挑戦ぐらいの状態なので、キャストの皆さんからたくさん学ばせていただくつもりで頑張りたい。舞台に立つことが夢だったので、一生懸命頑張りたいです」と意気込んだ。

舞台「トリッパー遊園地」制作発表
 河合と辰巳は、2000年のブロードウェイミュージカル「Big~夢はかなう~」でWキャストを務めて以来の共演。河合は「辰巳の舞台やお芝居をたくさん見ていて、辰巳のほうが役者としては先輩だと思っているので、一緒に舞台に立つのは少し緊張します。僕も負けないように頑張って行きたい」と。

 辰巳も「一緒にご飯食べに行くときも多くて、その時にはお芝居について熱く語ることもあるんですが、今回は河合郁人にとって思い出に残る単独主演になるように力添えできるように。あと、小学生から一緒なので、あの頃の無垢なライバル心を持って頑張りたい」と語った。

 また思い出の地・新橋演舞場での上演について、河合は「滝沢君の舞台で立たせてもらうことが多かったんですけど、今でもその時のことは覚えてますし、思い出もたくさんあります。滝沢君の背中を見ながら踊っていたのが、今回は自分が真ん中に立つので、滝沢君と同じように…は難しいですけど、近づけるように努めたい」と。

 滝沢本人にも舞台について報告したそう。河合は「伝えたら『あ、そうなんだ。演舞場でやったことなかった?』って言われたんですけど、演舞場でやったのとっつー(戸塚祥太)なんですよ」とあっさりとした対応だったと笑った。続けて「今、Snow Manの舞台演出に忙しいらしいんですが、ぜひ見ていただきたい」と河合が話すと、辰巳も「来てもらえるようにしつこく連絡したい!」と語った。

 ほかのメンバーにも見に来てほしいと話す辰巳だったが、福田悠太と越岡裕貴は『Endless SHOCK』の公演中ということもあり「4人でふぉ~ゆ~なのに、つ~ゆ~が来ないかもしれない!でも意地でも来てほしい」と。河合が「『~SHOCK』を休んででもね?」とチャチャを入れると「『~SHOCK』は休んじゃダメ!(堂本)光一君が“ショック”受けちゃうから」と辰巳がツッコむなど、息の合ったやりとりを見せた。

 そんなやりとりを見た報道陣から「漫才とか2人で何かパフォーマンスをしたら?」という提案に、河合は「今回の舞台も僕と雄大が歌って踊るという萌えポイントがあるそうなんですが、その中に漫才っぽいのも入れたら面白そう」と。辰巳も「あと、壮大な世界観なので、舞台から始まって映画化なんていうのもぜひ!」と期待を込めると、河合から「もしかしたら映画化の時は、僕の役がとっつーになっているかも?」と笑うと、辰巳が「僕らで頑張っていこうよ!あと、全部の会話にオチつけるな!」とツッコんだ。

舞台「トリッパー遊園地」
東京・新橋演舞場
3月15日(金)~23日(土)

岐阜・可児市文化創造センター
3月30日(土)

愛知・豊田市民文化会館
3月31日(日)

大阪・大阪松竹座
4月3日(水)~7日(日)

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