藤原竜也×鈴木亮平W主演、蓬莱竜太作・演出の舞台『渦が森団地の眠れない子たち』が今秋上演されることが決定した。
本作で、藤原竜也と鈴木亮平は2009年の『ANJINイングリッシュサムライ』以来、10年ぶりに舞台で共演。作・演出は、劇団モダンスイマーズの蓬莱竜太が手掛ける。蓬莱が藤原に新作を書き下ろすのは、2013年の『木の上の軍隊』以来、2度目となる。
注目は、二人が小学生を演じること。二人は同じ団地に住み、竹馬の友のように仲が良かったが、ささいなことから関係が崩れ、次第に団地での王座を争うようになる。蓬莱は「子供の視点で描くと、団地の世界は、戦争、恋愛、ファンタジー、ホラー、恐怖の大人たちというようなエンターテイメントにあふれていて、それを盛り込んだ群像劇、人間ドラマを描きたいという意欲です」と語っている。
<藤原竜也 コメント>
信頼のおける蓬莱竜太さんの演出を、しかも蓬莱さんの書き下ろし作品で受けられることは、 とても光栄に思います。俳優として、自分のために戯曲を書き下ろしてもらえることは幸せなことだと思います。
鈴木亮平くんは、俳優としても、人間としても信頼できる人間なので、2人でどっぷりと蓬莱ワールドに浸りたいと思います。今回は、ライバル同士の小学生を演じるそうですが、相撲では勝てる気がしないので(笑)演劇で負けないようにしっかり稽古したいと思います。
<鈴木亮平 コメント>
3年前、32歳で高校生を演じた時「もう高校生を演じることはないだろう」と思いました。それがまさか小学生を演じることになろうとは。初めての蓬莱さんと、書き下ろしの新作をやらせていただけるということで、今からどんな世界観になるのか、観劇後、皆さんの心にどんな物が残る作品になるのか、今からとても楽しみです。
藤原竜也くんとは10年ぶりに共演させていただきます。感慨深いものがあります。だからこそ、馴れ合いではない、舞台ならではのヒリヒリした緊迫感と迫力を感じていただけるようなぶつかり合いをお見せできたらと思います。2年ぶりの舞台、皆様に生のお芝居を観ていただけることが今からとても楽しみです。今年の秋は新国立劇場でお待ちしています。
<蓬莱竜太(作・演出)コメント>
二人の共演を考えると、まず「ベン・ハー」のようなスケールの大きなものをイメージしました。 ただ普通にやっても面白くないので、思い切って「団地の子供たちのスペクタクルもの」はどうかと。両者はまさに平成を生きた世代。そして新しい時代を背負っていく世代。その世代の役者たちを集めて新時代の演劇を盛り上げていけたら嬉しいです。団地の王座を争う少年二人をお楽しみに。
<あらすじ>
A少年(藤原竜也)とB少年(鈴木亮平)は同じ団地に暮らす小学生。 B少年が低学年の時に団地に引っ越してきて以来、二人は親友である。しかし、ささいなことをきっかけに二人の関係性は変化し、団地の王座をかけて、次第に二人は対立していく…。
舞台『渦が森団地の眠れない子たち』
期間:2019年10月
会場:新国立劇場 中劇場
※大阪ほか地方公演あり。詳細後日発表。
作・演出:蓬莱竜太
出演:藤原竜也 鈴木亮平 ほか
主催・企画制作:ホリプロ
公式HP:http://hpot.jp/stage/uzugamori2019
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