Huluプレミア「ドクター・フー」シーズン11が、2月8日(金)から独占配信スタート。これに合わせ、出演者がドクターや彼女と一緒に旅をする仲間たちについて語る特別映像が解禁された。
「ドクター・フー」は、1963年にBBC(英国放送協会)で放送が始まり、現在まで愛され続けているイギリスの国民的長寿SFドラマ・シリーズ。放送開始から55年、シーズン11では番組史上初となる女性ドクターが誕生する。
ドクターを演じるのは「ブロードチャーチ ~殺意の町~」のベス役でも知られるジョディ・ウィテカー。「ドクター・フー」シリーズでは、歴代ドクターの旅の仲間となる“コンパニオン”も重要で、今回は個性的なメンバーが3人もそろうことになり、それぞれのキャラクターに注目が集まっている。
ドクターと共に旅をするのは、運動障害を持つ19歳の青年ライアンと見習い警察官のヤズ。さらにライアンの祖母の再婚相手で、元バス運転手のグレアムの3人。
英国サウス・ヨークシャーに暮らす3人は、ある日未知の生物に列車を襲われる事件に遭遇する。そこに列車の天井を突き破って落ちてきたのが、ジョディ・ウィテカー演じる女性の姿をしたドクター。自らをエイリアンだと話すドクターに無理やり巻き込まれる形で、3人の冒険が始まる。
特別映像では、出演者がそれぞれのキャラクターの魅力について語っている。
見習い警察官のヤズを演じるのは、若手のマンディップ・ギル。ステップアップを望みながらも、けんかの仲裁のような些細な事件ばかりを任され不満を感じていた中、ドクターたちと出会う。ジョディはヤズのキャラクターについて「ヤズは大変な状況でも冷静でいられる。職業が警察官だからよ。警官の仕事とはまったく関係ない場面でも死と隣り合わせなのは同じ。正義を貫いて行動する時はヤズが本領を発揮する」と語っている。
ライアンを演じるのは、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でバスティアン中尉を演じたトシン・コール。運動障害を抱えながらも、時に猪突猛進な姿を見せる好青年を演じている。トシン・コールはライアンというキャラクターについて「彼は運動障害があって不安を感じてるけど諦めない。頑張ってやり遂げるんだ。その気概が好きだ」と語っている。
グレアムを演じるのは、「LAW & ORDER: UK」でも有名なブラッドリー・ウォルシュ。ジョディが「3人の中では一番慎重なタイプね」と語るとおり、宇宙人やタイムトラベルなど未知の世界に飛び込んでいく他のキャラクターたちを、一歩下がって見る慎重なキャラクターであることが映像からも見て取れる。
さらに、ジョディは演じるドクターについて「ドクターは情熱と希望とエネルギーに満ちてる。カリスマ性があって機知に富んでる。アクションもこなすドクターよ」と語っており、初の女性ドクターの活躍に期待が高まる。
映像の最後でジョディは「登場人物それぞれの物語も掘り下げて描かれるから一人ひとりに親しみが湧き、感情移入して見ることができる」と見どころを語っている。
Huluプレミア「ドクター・フー」シーズン11(全10話/字・吹)
2月8日(金)から独占配信スタート
以降毎週金曜日に1話ずつ追加予定
<ストーリー>
舞台は英国サウス・ヨークシャー。ある日、森の中に奇妙な物体が突然現れ、未知の生物が列車を襲う。運動障害を持つ19歳の青年ライアンと優しく快活な祖母のグレース、グレースの夫で元バス運転手のグレアム、見習い警察官のヤズは、列車の天井を突き破って落ちてきた謎の女性に出会う。自らの名前も思い出せないその女性は再生したドクターだった。森の物体も列車の生物も自らもエイリアンだと話すドクターは、4人の協力を得てその謎に立ち向かう。
製作総指揮:マット・ストレヴァンス、クリス・チブナル
脚本:クリス・チブナル他
出演:ジョディ・ウィテカー(朴ろ美)、トシン・コール(佐々木拓真)、マンディップ・ギル(濱口綾乃)、ブラッドリー・ウォルシュ(宮崎吉)ほか
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