2019年4月期のフジテレビ“月9”ドラマが窪田正孝主演の『ラジエーションハウス』に決定した。
本作は「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名人気コミックをドラマ化。
窪田は“月9”ドラマで初主演で、今作を含む全122作品の平成の“月9”ドラマの大トリとなる。窪田が演じるのは、レントゲンやCT(コンピューター断層診断)で病変を写し出す放射線技師・五十嵐唯織。掟破りの主人公が“病の写真家”として、患者の視えない病を診つけ出し、命を次々と救う。
ヒロイン・甘春杏役で本田翼の出演も決定、初の医者役に挑む。本田が“月9”ドラマに出演するのは、およそ1年ぶり。また本田は、今作で8年連続地上波ゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)ドラマ出演となる。
窪田演じる五十嵐唯織は、写真には必ず“真実”が写ると信じている診療放射線技師。アメリカで最も権威ある放射線科医から認められた後、帰国し、ヒロインの甘春杏が放射線科医として勤務する甘春総合病院で働き始める。
本田演じる杏は、甘春総合病院の前院長の娘で放射線科医。杏は、父の愛した病院を守りたいと思っている医者だ。患者を常に助けたいと思っているが、病院側の人間として、患者よりも病院のルールや効率を優先してしまうことも。また医師免許を持たない(放射線)技師を見下している。そんな強気で勝ち気な杏だが、実のところ自分にまったく自信がない。加えて、真面目でプライドが人一倍高いばっかりに、何でも一人で背負い込んでしまう一面も。
<窪田正孝 コメント>
「今回、初めてとなる月9の主演にお声をかけていただき大変光栄に思います。唯織の真っすぐな感性、技師としての才能、憧れの杏への気持ちを、彼に寄り添いながら体現できればと思っています。4月にふさわしい爽やかなドラマを、“ラジハ”メンバーで築き上げていきたいです。よろしくお願いいたします」
<本田翼 コメント>
「初の医者役、そして命に携わる物語なので重みや責任を感じています。またこれまで放射線科医の方に直接お会いした経験がないので事前に勉強をし、撮影に臨みたいと思います。原作は読み進めていくたびにいろいろな発見がありましたので、新しいタイプの医療ドラマをお届けできるのではないかと思っています」
<プロデュース 中野利幸(フジテレビ 第一制作室)コメント>
◆企画意図
「“縁の下のヒーロー”たちの物語。この原作を読んだ時に面白くて意義のある題材だと感動し、普段、原作ものを手掛けることがほとんどありませんが、ぜひドラマ化したいと思いました。今回の演出は『HERO』シリーズを手掛けた鈴木雅之監督なので、チームを爽快に描くのに、まさにピッタリです。月曜日からスカッとできるドラマを提供します。“鈴木演出”で化学反応を起こしてくれると思います!」
◆窪田正孝、本田翼の起用理由
「窪田さんは原作のイメージにまさにピッタリで、天才的な主人公を演じてほしいと思います。出演をオファーした際に“月9で主演を務めるのが念願だった”と伺い、窪田さんは30歳という節目の年齢ですので、運命を感じました。本田さんは、最近、女優として脂が乗っているので、魅力的なヒロインを演じていただけると思いました。この役を通してさらに光り輝いてほしいです」
『ラジエーションハウス』
フジテレビ系
4月スタート
毎週(月)午後9時~9時54分
<イントロダクション>
我々の病気を見つけるのは、目の前にいる主治医だけではない……。病の原因を探り、レントゲンやCTで病変を写し出す放射線技師、さらには、画像を読影し、病気を診断する放射線科医という者たちがいる。彼らが身を置くのは放射線科、“ラジエーションハウス”!そこで働き、患者の病、ケガの根源を見つけ出す“縁の下のヒーロー”たちの戦いを描く!
<キャスト>
窪田正孝
本田翼
他
<スタッフ>
原作:「ラジエーションハウス」(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ GJ/集英社)
脚本:大北はるか(『グッド・ドクター』『好きな人がいること』他)
プロデュース:中野利幸(『ラスト・シンデレラ』『隣の家族は青く見える』他)
演出:鈴木雅之(『HERO』シリーズ、『王様のレストラン』『29歳のクリスマス』他)
制作著作:フジテレビジョン
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