4月期の真夜中ドラマ枠が、朝倉あき主演『歌舞伎町弁護人 凛花』(BSテレ東/テレビ大阪)に決定した。
本作は、原作・松田康志、作画:花小路ゆみによる同名漫画の映像化。ひょんなことから六本木の法律事務所を追われ、父親の経営する歌舞伎町の弁護士事務所で働くことになった美鈴凛花(朝倉)が当初は毛嫌いしていた歌舞伎町で、毎日舞い込んでくる条件と向き合ううちに弁護士としてはもちろん、人間としても成長していく。
主人公・美鈴凛花を演じる朝倉は、ドラマ『下町ロケット』や映画「七つの会議」で注目を集めており、今作で民放の連続ドラマ初主演を果たす。彼女が演じる、聡明で凛とした主人公が持ち前の正義感と粘り強さで卑劣な相手をスカッと打ち負かす姿は必見だ。
ドラマ主演の話を聞いたとき、朝倉は「このうえない緊張感と、このうえない感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました」と。また「女性から見ても“スカッと気持ちよく”、テンポのいい物語だなと思いました。魅力的な登場人物も満載で、クスッと笑えるやりとりや、グッと共感できるシリアスな部分もあります。何より、弁護士モノならではの相手との痛快な駆け引きなどは読んでいて、とても引き込まれました」と作品の印象を明かした。
演じる凛花については「美鈴弁護士事務所の事務員・牛島さんらと一緒にのびのびと思うままに発言するところと、キリッと弁護士として戦闘モードに入るところの緩急をつけられたらいいなと。また、無敵でカッコいいばかりではなく、親子関係や人間関係に悩んだりと、人間くさい部分も持った1人の女性としても演じられたらなと思います」と。
さらに「女性弁護士は、力では男性に及ばずとも、守る人に寄り添って強くあろうとする姿が凛々しくカッコいい印象があります。先輩方の背中から学んだものを生かしながら、優しく強い弁護士を演じられたら」と意気込んだ。
最後に「嫌々始めた歌舞伎町での弁護士生活ですが、個性あふれる歌舞伎町の人々との出会いを通して、主人公の凛花が少しずつ成長するところは特に大きな見どころだと思います。ぜひ、最後まで見ていただき、彼女がどんな女性弁護士になっていくのか見守っていただければ」と見どころを語った。
<あらすじ>
大手企業の顧問弁護士を務め、六本木の法律事務所「ゴージャス」の花形女性弁護士として活躍する“美鈴凛花”(朝倉あき)は、父親の失踪をきっかけに手伝った仕事がもとで「ゴージャス」を追われてしまい、歌舞伎町で父親が経営する弁護士事務所で働き始める。自分には六本木のような華やかな世界がふさわしいと、歌舞伎町を毛嫌いしていた凛花。仕事の依頼は、キャバ嬢や風俗嬢、ホストなどこれまでまったく関わったことのない人々ばかり。今まで経験したことのない以来にとまどいながらも、個性豊かな仲間と共に力を合わせて立ち向かい、困っている依頼人を助けていく。
真夜中ドラマ『歌舞伎町弁護人 凛花』
4月スタート
BSテレ東
毎週(土)深0・00~0・30
テレビ大阪
毎週(土)深0・56~1・26
作画:花小路ゆみ 原作:松田康志
監督:植田尚ほか
脚本:守口悠介ほか
出演:朝倉あきほか