映画『九月の恋と出会うまで』号泣試写会が2月26日に行われ、高橋一生、川口春奈が登壇した。
本作は未来からの声が聞こえ、自身の死を避けた志織から相談を受けた小説家志望の隣人・平野が〈タイムパラドックス〉の影響で志織の存在が消えてしまうことに気付く。愛する人を救うため平野はどんな決断をするのか。切ない嘘に涙する、一途なラブストーリーとなっている。
公式ツイッターで「#未来からの声 投稿キャンペーン」を実施しているということで二人が過去の自分への「未来からの声」を発表することに。
高橋は14歳の自分に「38になっても自転車乗ってます」とメッセージ。「14歳の時に初めてロードバイクを買ったんですよね、前傾姿勢の。で、今全く同じ形の自転車に乗っていて仕事場のスタジオまでそれで行ったりしてるんですよ。だから、まだ自転車に乗ってるって言って(自分を)幻滅させてやろうと思って(笑)。変わってないよということを教えてあげようと思いました」と。
川口は、学生時代の自分に「もっと勉強しなさい」と後悔のこもったメッセージ。「勉強する時期にもっと勉強しておけばよかったなって思うことが多々あって。もっとっていうか、ほぼ勉強してなかったのであれなんですけど(笑)。真面目に先生の話とか聞いてたらもうちょっといい大人になれたのかなって思います」と語った。
また、会場の観客1名に撮影で実際に使われたキーケースをプレゼントするサプライズ企画も実施。抽選箱から座席券の番号を引いた川口は「この席の方をずっと見てたんですけど、これを読み上げたらどんな表情するんだろうと思ってみてました」とニヤニヤ。当選者には高橋から手渡しで渡された。渡す瞬間に「ちょっと白いのが、、、」と几帳面な部分が出てしまうなど二人の素が見られる魅力たっぷりのコーナーとなった。
最後に川口から「本当に楽しんでみていただけたらうれしいです。人が人を思う気持ちとか真っすぐな思いがすごい素敵でほっこりするので、皆さんに楽しんでいただけたらと思います」とコメント。続けて高橋が「川口さんがおっしゃったように人が人を思う気持ちというものを見ていただいて、なんか感じて持って帰ってくれたらなっていうのがすべてだと思っています。中には難しい議論も出てくるかもしれないんですけど。それ抜きでもきっと話は分かってもらえるんじゃないかと思っています。ぜひ楽しんでいただければなぁと思います」とPRした。
映画『九月の恋と出会うまで』は3月1日(金)に全国ロードショー。