高杉真宙が“モテ期”主張も浜辺美波&森川葵から物言い『賭ケグルイseason2』完成披露

ドラマ
2019年03月05日

『賭ケグルイseason2』

 4月クールのMBS/TBSドラマイズム枠『賭ケグルイseason2』の完成披露試写会が行われ、主演の浜辺美波をはじめ、高杉真宙、森川葵、松村沙友里(乃木坂46)、中川大志が登壇した。

 河本ほむら原作、尚村透作画、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中の漫画「賭ケグルイ」。2018年1月に実写ドラマ化され、個性的なキャラクターと若手俳優たちの振り切った演技が話題となり、5月3日(金)には映画「賭ケグルイ」の公開も決定している。

『賭ケグルイseason2』

 season2の現場の雰囲気を問われると、浜辺は「season1から引き続きのメンバーは、より仲が良くなってきて、笑いが絶えない現場だったかなと思います。普段から面白い方ばかりで、高杉さんはお兄さんなのにひたすらいじられ役を買って出てくださって、キューピッドの役割でみんなの仲を調和してくださいました」と明かした。

『賭ケグルイseason2』

 それを受けて高杉は「いじられ役でよかったなと思います。そうやって言っていただけるので(笑)。しょっぱなからこんなにいじられるとは思ってなかった(笑)。現場でもこんな感じで楽しく、season1を経てseason2だからこそできる絆で撮影できてよかった。それは画面にも表れていると思います」と。

『賭ケグルイseason2』
 続いて、森川は「演技も顔芸も、みんな格段にレベルが上がって帰ってきている感じがします」とコメント。今作でフィーチャーされる豆生田楓を演じた中川は「Season1の時は、豆生田は高見の見物で戦うことなく終わっていたので、みんなが賭ケグルっている姿を見て、うらやましいなと思っていたので、今回ようやくたまっていたものが発散できました」と明かした。

『賭ケグルイseason2』

 今作から参加となる松村は「皆さんキャラクターが既に出来上がっていたので、それを目の当たりにしたのが私の中ですごい!ってなりましたね。でも、ユメミちゃんどうしようかなってすごくプレッシャーを感じましたね」と。

『賭ケグルイseason2』

 そして、英勉監督が松村に夢見弖ユメミを演じてほしいと森川らとseason1の時に相談していたことが明かされ、森川が「夢見弖ユメミ、誰がいい?と聞かれて、松村沙友里ちゃんとかって答えて、めっちゃ合うって話になった」と。

 さらに、season2が決まる前に森川と松村で食事に行く機会があり、「監督と現場で沙友里ちゃんがユメミちゃんになったらすごい最高だよね」という話を松村に伝えたそう。その時、松村はそのことを知っていたが「100%私になると決まってたわけではなかったので、心の中で留めていた」と明かした。

 それぞれ見どころのシーンを紹介するコーナーでは、浜辺が松村演じるユメミとの対決シーンを挙げ「ツインテールしてアイドル衣装を着て、現役のアイドルさんと並ぶなんて、本当にプレッシャーで、どうしようかと思った。中途半端な気持ちでやると、中途半端に映ってしまうなと思って、心の底から松村さんを見習って成り切って頑張りました」と。

『賭ケグルイseason2』

 高杉は、演じる鈴井涼太がユメミちゃんのファンであること明かし、夢子と芽亜里の2人から嫉妬されるシーンを挙げると、浜辺と森川から「嫉妬した記憶ない(笑)」と反論され、「鈴井君の勘違いだったかもしれない。モテ期来たかなと思ったんですけど(笑)」とタジタジに。さらに、劇中でヲタ芸を披露しており「楽しかったですね、やれって言われてないのにやりました(笑)」と。

『賭ケグルイseason2』

 森川は、台本に“スーザン・ボイルに審査員が感動したような表情をする”と書いてあったというシーンを挙げ、「映像じゃないと伝わりづらいですね(笑)。永遠に一発芸している感じだった」と。

 松村は、浜辺演じる夢子とダンスや歌に挑戦したシーンを挙げると、浜辺が「season1の時に、大好きでseason2があればなと思っていたんですけど、このままいくとこのシーンが出てくるからダンスが苦手だから嫌だなって思っていた」と明かした。

 そんな浜辺のダンスについて松村は「お会いした時からずっとダンスが苦手でっていうのを聞いていたので私も少し心配をしていたんです。でも、ダンスレッスンの時、今までダンスやっていたんじゃないですかってぐらいアイドル性もすごく出てるし、すごく完璧でした」と絶賛。浜辺は「ダンス練習にかけた時間が松村さんの5倍くらい(笑)。私は顔で踊るというのを意識していました」と語った。

 さらにイベントでは、さまざまなギャンブルが登場する本作にちなみ、登壇者でミニゲーム対決を行うことに。劇中に出てくるゲームの1つ、ロシアンルーレットたこ焼きで「ポーカーフェイスを保て!」を実施。5人でくじを引き、アタリを引いた人が回答者となり、からし入りのたこ焼きを食べている人たちから1人だけおいしいたこ焼きを食べている人を当てるというもの。

『賭ケグルイseason2』

 登壇者が順番にくじを引くと、高杉がアタリを引き、回答者に。残りの4人はたこ焼きをほおばり、ポーカーフェイスを保ちつつ食レポを。しかし、中川が食べた後すぐに涙目になるというハプニングも。4人の様子を見て、高杉は、森川がおいしいたこ焼きを食べたと回答をするも、正解は松村で、森川が本作で演じている早乙女芽亜里のように「私の演技、なめんじゃないよ」と言い放つと、会場から歓声が上がった。

『賭ケグルイseason2』
 高杉が当てることができなかったため、浜辺たちが食べたからし入りたこ焼きの2倍の量のからし入りたこ焼きを食べるという罰ゲームを行うことに。高杉はそのからしの量に、平然を装うとするも、もん絶した。

 最後に浜辺が「仲良く楽しくこのドラマに愛を持って撮影させていただきました。想像以上のものになっていると思うので、楽しんでいただける作品に出来上がっていると思います」と締めくくった。

<ストーリー>
創立122年を迎える私立百花王学園。この伝統ある名門校で生徒の階級を決めるのは“ギャンブルの強さ”。勝者には地位と名誉が与えられ、敗者は財産も尊厳も奪われる。この学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名は蛇喰夢子。一見するとお淑やかなこの美少女は、いかなるリスクもいとわない常軌を逸したギャンブル狂だった。学園を支配する桃喰綺羅莉率いる生徒会は、夢子を危険な存在と判断し、百戦練磨の刺客たちを送りこむ。壮絶な駆け引きと騙し合いを制したものだけが勝てる、究極の己を賭けた心理バトルが、さらに加速する。

MBS/TBSドラマイズム
『賭ケグルイ season2』

MBS
3月31日(日)スタート
毎週日曜 深0・50~

TBS
4月2日(火)スタート
毎週火曜 深1・28~

原作:河本ほむら・尚村透(掲載 月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)
総合演出:英勉
監督:茂木克人、長野晋也
脚本:高野水登、英勉
出演:浜辺美波、高杉真宙、松村沙友理(乃木坂46)、池田エライザ、中川大志、森川葵
主題歌:BIGMAMA「mummy mummy」(ユニバーサルJ)
オープニングテーマ:PasssCode「一か八か」(ユニバーサル ミュージック/USMジャパン)

©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会・MBS

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