大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合ほか)の追加キャストが発表され、主演の中村勘九郎、新たに出演が発表された寺島しのぶ、黒島結菜、菅原小春、柄本佑が会見に登壇した。
今回、発表されたキャストは7人。東京女子高等教師範学校助教授・二階堂トクヨを寺島しのぶ、四三の教え子・村田富江を黒島結菜、日本人初のオリンピック選手・人見絹枝を菅原小春、シマ(杉咲花)の夫・増野を柄本佑、村田富江(黒島)の父親役を板尾創路、美濃部孝蔵(森山未來)の妻となる清水りんを夏帆、東京市長・永田秀次郎をイッセー尾形が演じる。
女子体育を普及させた二階堂を演じる寺島は「自分自身も“女子も負けていられない”と生きてきました。四三(勘九郎)に対してとてもスカッと言わせてもらってとても気持ちよく演じさせてもらってます。怒鳴って終わっちゃったかなってぐらいすごく元気のある役です」と語った。
黒島は「真面目で四三先生に対してすごいことを言ってしまうクラスのボス的な存在。女子がたくさん出てくるので、これまでにない『いだてん』の雰囲気があると思うので、そこも楽しんでもらえたらと思います。『アシガール』で走ることには自信があったので今回、走ることができてうれしかった」と。
初めてドラマに出演する菅原は「私は踊りをやっていて、日本では浮いてしまうような体形、骨格、筋力を持っています。私は世界へ飛び出したときに『なんだ、私は普通なんじゃん。だったら思いっきりやってしまおう』と思う部分が絹枝と通ずるものがありました。言葉ではなくって身体で自分が胸に抱いている隠し切れない想いを伝えられたらいいなって思います」と語った。
柄本は「『いだてん』はキャラがみんな濃厚豚骨ラーメンなんですよね、絶対味が濃い。増野はわりとあっさりしょうゆな役です(笑)個性的な中においては普通なタイプの男性です。お祭り騒ぎの大河に参加できて本当にうれしいです」と。
追加キャストを迎えて、中村は「出会い方がそれぞれ衝撃的です。二階堂さんには罵倒され、村田や女子生徒には冷ややかな目で見られるという。本当にパワフルで素敵でとても楽しい日々でした。今までおっさんばかりしか出てこなかったので、女性がいる現場はは四三的にも勘九郎的にもドキドキの日々です。増野さんはあっさりしょうゆです(笑)やっと普通な人が出てきました。宮藤官九郎さんが描く『いだてん』のキャラたちは愛すべき人たちばかりなのでその人たちと素敵な出会い、別れ、そして戦っていける1年間はとても楽しいです」と力強く語った。
NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』
NHK総合
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