『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)で、主演の沢村一樹をはじめ、瀧本美織、寺島進、横山だいすけ、猫背椿、渡辺いっけいと京都府警のメンバーがクランクアップを迎えた。
撮影がスタートする前は「京都の寒さが苦手」と語っていた沢村も「撮影中はいろいろとピンチもありましたが、こうやって無事に終われたのは皆さんのおかげだと思っています。お疲れ様でした」と安堵の笑顔。
沢村演じる記憶を失った時矢刑事をサポートし、名コンビぶりを披露した智佳役の瀧本は「3か月、終わってみるとあっという間でした。京都もすごく大好きですし、こんなに遊び心のある皆さんとお仕事ができて本当に本当に楽しかったです。皆さん、大好きです!ありがとうございました」と。
名刑事と言われる時矢をライバル視しつつも、横山だいすけ演じる内海刑事とのコンビで時矢を好サポートしてきた福知刑事を演じた寺島は「クランクインからクランクアップまで、日に日にキャスト陣、スタッフ陣のチームワークが良くなってきたこと、それが何よりの財産だと思っています。皆さん、お疲れ様でした」と無事に撮影終了にたどり着けた喜びを明かした。
横山は「このような形で本格的にドラマに関わるのは初めてだったので、毎日毎日が楽しくてあっという間に時間が過ぎ去ってしまったという感じです。皆さん、本当にありがとうございました」と感激の様子。
さらに鑑識課の葉奈役の猫背椿は「とても楽しいメンバーに交ぜていただけて幸せでした。自分としては空回りしていないか心配でしたが(笑)、皆さん、ありがとうございました」と。
時矢ら個性派ぞろいの13係のメンバーをまとめてきた根本係長を演じた渡辺いっけいは「久々の東映京都の連ドラで、こういう面白い作品にめぐり会えて、自分は“持っているな”と思いました(笑)。またお会いしましょう」と語った。
最後は、瀧本の「写真を撮りましょう!」のかけ声で記念撮影が行われることに。横山のプライベートスマホでも撮影すると、その写真に感激した沢村が「これみたいにもう一度、みんなでギューッと固まって撮り直そう」と提案。記念撮影でも“6人が距離を縮めての撮り直し”でチームワークの良さを発揮していた。
最終章に突入する3月7日放送の第9話では、メインゲストとして南果歩が事件の行方を握る犯罪心理者・藤林経子教授として登場する。時矢が刑事を続けるためには記憶を取り戻すしかないと焦る中、タロットカードの図柄を模した連続殺人が発生する。その手口が、時矢が記憶を失う原因を作った因縁の連続殺人犯・能見冬馬(高橋光臣)とまったく同じであることが発覚。しかし、既に能見は逮捕送検され、勾留中。時矢は謎を解くカギは失った記憶の中にあると直感するが、なかなか思い出すことができない。そんな時矢と智佳(瀧本)は、手掛かりを求めて能見の精神鑑定を行った犯罪心理学者・経子(南果歩)から話を聞くことに。
『刑事ゼロ』
テレビ朝日系
第9話 3月7日(木)後8・00~8・54
©テレビ朝日