高橋英樹「70本目にふさわしい素敵な作品」『十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子』3・17放送

ドラマ
2019年03月16日
©テレビ朝日
©テレビ朝日

 西村京太郎トラベルミステリー第70作スペシャル『十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子』が3月17日(日)後9・00から放送される。これに先駆け、主演の高橋英樹よりコメントが到着した。

 ミステリー界の重鎮・西村京太郎が生み出した人気キャラクター・十津川警部が、時刻表や鉄道にまつわるトリックを解明、事件の背後に潜む人間ドラマを浮かび上がらせていく『西村京太郎トラベルミステリー』シリーズ。

 本作では、同じく西村原作の『西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官』シリーズとのコラボが実現し、十津川警部役・高橋と花村乃里子役・沢口靖子が初共演する。

 当初、村川透監督は高橋に「走らせることはないから…」と話していたものの、山形ロケで美しい雪景色を見た途端、雪の上を疾走するシーンが急きょ追加されたとのこと。これには高橋も「こちらも50数年間培ってきた役者としてのクセがあるので、『よーい、スタート!』と監督から声をかけられると、ついつい走っちゃうんです(笑)。けっこう雪の中を疾走しましたが、面白かったですね!」と苦笑い。

 さらにロケ中の2月10日に誕生日を迎え、スタッフや共演者から“ラーメンケーキ”で祝福されたという高橋は「見た目がラーメンなので、一瞬ホントに甘いのかなぁと疑ったのですが、食べたらすごくおいしかったです(笑)。ロケ先で誕生日を迎えたことはこれまで何度もあるのですが、今回のように大々的に祝っていただいたのは本当にありがたいことでした」と。

 本作の出来栄えについては「山形でのシーンはアットホームな雰囲気が出ていて、それが東京のシーンと絡み合って素敵なヒューマンミステリーに仕上がったと思います」と自信をのぞかせ、「殺人事件を描いているのですが、その根底にあるものは人間賛歌。70本目にふさわしい、とても素敵な作品です」とPRした。

©テレビ朝日
©テレビ朝日

<高橋英樹 コメント>
◆ロケで感じた、山形の魅力とは?

山形は、山が近くて景色もよいし、なんといっても地元の皆さんの人柄が素晴らしい!ロケの合間にジムに通っていたら、いつのまにか友達が出来ちゃったぐらい、人懐っこい方ばかりでした(笑)。
また、駅の待合室には地元の方がたくさんいらして、時間待ちをしているときも、ストーブを囲んで「この寒さはどうなの?」「雪はどうなの?」「おそばはおいしいの?」なんて、たわいのない会話を楽しみました。駅舎に野菜や果物の即売所があったので、我々もみかんを買ったりして、みんなで食べながらワイワイやって…。あれこそ、ロケの醍醐味でしたね!あと、山形はおいしいものが多くて、なかでもラーメン店が多かったのにはあらためてびっくりしました。

◆山形鉄道・フラワー長井線が物語の舞台となりますが、乗ってみた感想は?

今回初めて乗りましたが、車両に桜、あやめ、紅花などさまざまなお花が描かれていてとてもかわいい電車です。そこで殺人事件が起こるなんて思えないぐらい…(笑)。ローカル線ではありますが、思いのほかお客さんが多くて、地元密着型の鉄道なんだなとも思いました。
ホンモノの駅員さんも出演してくださったのですが、NGも出さず、なかなか大したものでした。村川監督が山形出身ということもあり、地元の方々がたくさんボランティアでロケに参加してくださったのですが、普段から監督が演技指導をしているらしく、おじちゃん、おばちゃんがいいお芝居するんですよ。役者側が焦るぐらい、熱演してくれました(笑)。地元の皆さんは、役者では出すことのできない、なんともいえない雰囲気をお持ちなんですよね。

◆ロケでは雪上を疾走されたそうですが?

とてもきれいな雪で、撮影には最高でした!監督は最初「走らせることはないから」なんて言っていたのに、現場に行くと忘れちゃうんですね(笑)。こちらも50数年間培ってきた役者としてのクセがあるので、“よーい、スタート!”と監督から声をかけられると、ついつい走っちゃうんです(笑)。けっこう雪の中を疾走しましたが、面白かったですね!この『トラベルミステリー』シリーズはこれまで70作の歴史を築き上げてきましたが、同じシリーズでも毎回まったく違う、新しいものに挑戦している喜びを感じます。だから撮影の1つひとつが楽しくて、本当にありがたい。スタッフさんも含めてみんなで作り上げていく楽しさを、最近より一層感じるようになりましたね。

◆山形ロケの間に誕生日を迎えられましたが、どんな祝福を?

おかげさまで多くの方々に祝っていただいて、本当にありがとうございました。ラーメン型のケーキで祝福していただきましたが、“なると”も甘いお菓子で作られていて、茶色いスープもチョコレート!見た目がラーメンなので、一瞬ホントに甘いのかなぁと疑ったのですが、食べたらすごくおいしかったです(笑)。やっぱり山形は、ラーメンなんですね!ロケ先で誕生日を迎えたことはこれまで何度もあるのですが、今回のように大々的に祝っていただいたのは本当にありがたいことでした。

◆本作の見どころをお願いいたします!

今回は『鉄道捜査官』とのコラボが実現し、とても新鮮な作品となりました。沢口さんがスーッと現れるだけで、画面の雰囲気がパッと変化するんですよね。十津川グループだけが活躍しているのとは違い、とてもテンポのある映像になりました。怒られても仕方ないぐらいの強行スケジュールでしたが、沢口さんは文句ひとつおっしゃらず機嫌よくやってくださって、ポイントポイントでパシッと締めてくださって助かりました。本当に素晴らしかったです。
山形でのシーンはアットホームな雰囲気が出ていて、それが東京のシーンと絡み合って素敵なヒューマンミステリーになったと思います。殺人事件を描いているのですが、その根底にあるものは人間賛歌。70本目にふさわしいとても素敵な作品に仕上がったので、ぜひご覧ください!

西村京太郎トラベルミステリー第70作スペシャル
『十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子』
テレビ朝日系
3月17日(日)後9・00~11・05

©テレビ朝日

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧