舞台「トリッパー遊園地」の初日終演後に囲み取材が行われ、河合郁人(A.B.C-Z)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、惣田紗莉渚(SKE48)、純名里沙、いしのようこ、渋谷天笑(松竹新喜劇)、榎木孝明が登壇した。
2019年の現代と1994年の太平洋戦争真っただ中の二つの時代を舞台に、タイムスリップで二つの時代を行き来する男・マサヒロ(河合)と、そこで出会う人たちを描く。
初日を迎え、河合は「稽古でステージに立った時に、10年前に出演した滝沢(秀明)君の舞台を思い出して『どこかに滝沢君いるんじゃないか』って錯覚していて。でも、稽古をしていくうちに、自分がこのステージに主演として立つんだ、しっかりしないといけないと思ってこの日を迎えました」と。
初主演舞台ということで、かなり緊張していたようで「早めにスタンバイしすぎてしまって、辰巳の楽屋に行っては2人で『よし!やってやろうぜ!』と気合入れて、また5分後にまた楽屋行って気合入れて…の繰り返しでした」と明かした。
また約20年ぶりという辰巳との共演は「すごく安心しますね。真剣な話をするシーンは稽古場では照れくさかったんですけど、初日を迎えてみたらものすごく気持ちも入りました」と明かすと、辰巳も「舞台上で何をやってもお互いフォローしあえる仲というか、ステージ上でも“ショウヘイ”と“マサヒロ”として、生きているので何でも受け止めてくれるだろうなという安心感があります」と。
劇中で披露するというデュエットに関しても辰巳は「ジャニーズに入って初めて(河合と)デュエットできました!まさかステージ上でハモれるとは思わなかったのですごくうれしかった。修二と彰ならぬ、“マサヒロとショウヘイ”で舞台を飛び出してお届けできたら」と笑顔で話すと、河合も「A.B.C-Zとふぉ~ゆ~で一緒に踊ったりはしていたんですけど、2人では初めてだったので。一緒に踊っていてすごく気持ちよかったです!」と。
さらに2人のシーンではアドリブもあるようで、辰巳が「現代からやってきたマサヒロが仕掛けてくるんですよ、何してくるか分からない」と困惑するも、河合は「マサヒロ的には何をしてもOKかなって。(辰巳が)どう返してくるのかっていうのが面白い」とニヤリ。
ゲネプロのカーテンコールで、辰巳とハグした際に耳元でささやいた言葉について河合は「グッと引き寄せて『好きだよ』って。恋愛感情とかじゃなくて、友情として伝えた」と話すと、「そうなってくると同居してた情報とかがおかしくなっちゃうから!」と辰巳がツッコんだ。
舞台「トリッパー遊園地」
東京・新橋演舞場
3月15日(金)~23日(土)
岐阜・可児市文化創造センター
3月30日(土)
愛知・豊田市民文化会館
3月31日(土)
大阪・松竹座
4月3日(水)~7日(日)