石原さとみが風変わりなレストランオーナーに!7月期火ドラ『Heaven?』共演に福士蒼汰、志尊淳ら

エンタメ総合
2019年03月28日

『Heaven?~ご苦楽レストラン~』
 石原さとみが7月クールの火曜ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で主演を務めることが決定した。

 原作は、1999年から2003年まで「週刊スピリッツ」(小学館)で連載された、佐々木倫子による漫画「Heaven?ご苦楽レストラン」。「ロワン・ディシー<この世の果て>」という名のフレンチレストランを舞台に、風変わりなオーナー・黒須仮名子と個性的な従業員たちとの間で繰り広げられる“至極のフレンチレストランコメディー”だ。

 主人公・黒須仮名子は、フレンチレストラン「ロワン・ディシー」オーナー。独特のバイタリティーと魅力を兼ね備え、たまに核心を突くことを言うが、店を繁盛させる気など毛頭なく「心ゆくままにお酒と食事を楽しみたい」という己の欲求をかなえるためだけに店を開いた“超変わり者”。この店は、お客様のために存在するのではなく、「オーナーの、オーナーによる、オーナーのための店」なのである。

 店で働く、伊賀観をはじめとする従業員たちも、オーナーに負けず劣らず個性あふれる面々。それぞれに大きな欠点を抱え、戦力的にはお世辞にも一流とは言えない彼らが、次第にメンバーの中で「その人ならでは」の役割を担うようになる。

 やがて“居場所”と“やりがい”を見つけた彼らは「なくてはならない存在」としてチームに貢献し、仮名子と共に最高のアンサンブルを奏でるようになっていく。

 仮名子に翻弄され、さまざまなトラブルに巻き込まれていく従業員たちが「頼りないオーナーだから、自分たちがしっかりしなくては」と一致団結して必死に問題を解決しようと奮闘する姿は、まさに“究極の喜劇”。極上の笑いと共に“人生を生きぬくヒント”も込められた至極のコメディーを送る。

 仮名子を演じるのは、石原さとみ。2018年1月期放送の『アンナチュラル』で主人公を演じ、その演技力が高く評価され、「東京ドラマアウォード2018」ほかで数々の主演女優賞を受賞した石原が、レストラン経営の常識を覆す風変わりなオーナーをどう演じるのか。

 そんな仮名子を支える笑顔が苦手なシェフドラン・伊賀観には福士蒼汰が決定。ハチャメチャなオーナーと個性的な従業員たちの暴走をまとめる重要な役どころだ。8年ぶりにTBSの連続ドラマに出演。初共演となる石原との掛け合いは必見だ。

 また伊賀に憧れる元・美容師見習いの無邪気なコミドラン・川合太一を志尊淳が演じる。4年ぶりにTBSの連続ドラマに登場する志尊は、第73回文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門放送個人賞や第43回エランドール賞新人賞を受賞するなど、着実に演技の幅を広げている。そんな彼が、イマドキの天然キャラをどう料理するか注目だ。

 さらに、若手3人を実力派俳優陣が支える。牛丼店の店長を5年務めていた経歴を持つ店長・堤計太郎には勝村政信、在籍した店が次々に潰れる不運の天才シェフ・小澤幸應に段田安則。資格取得が趣味で、元銀行役員のソムリエ・山縣重臣には岸部一徳が決定した。

<出演者コメント>

■石原さとみ
面白くて笑える、今までの“レストランモノ”とは違う視点の原作に、これを実写化したらどうなるんだろう、とワクワクざわざわ(笑)しながら一瞬で読み終わりました。
こんなにもツッコミどころの多い役柄は久し振りです! その時の気分で本音を言いまくる最高に自由な生物、黒須仮名子をとことん楽しんで演じていきたいと思います。
原作ファンの皆様、そしてまだこの原作を読んだことがない方にも、“諦観の笑み”を習得してもらえるよう、頑張りたいと思います。7月の火曜よる10時はぜひ何も考えず、気軽に(笑)『Heaven?』をお楽しみください!

■福士蒼汰
濃いキャラクターがたくさん登場する『Heaven?』ですが、僕が演じさせていただく伊賀観という人物は、さまざまな出来事や人々にことごとく振り回されるので、視聴者のみなさんに近い目線になるのではないかと思います。今は、そんな彼がもしかしたら一番変わっているのでは? などと想像を膨らませながらとても楽しく原作・脚本を読ませていただいています。
石原さん演じるオーナー仮名子の言葉が笑えたり、胸に突き刺さったり、言葉の力がある作品でもあると思います。ぜひレストラン経営の一員になったつもりで彼女の声を聞いてみてください。
自分もこのドラマに登場する、人・料理・空気を愛してもらえるように演じていきたいと思いますので、毎週火曜は『Heaven?』を楽しんでご覧いただけたら幸いです。

■志尊淳
原作を読ませていただき、ページをめくればめくるほど、その先に待っている未来が気になり、そして期待をはるかに超える展開が待っていました。この作品がどのようにドラマとして完成するのか、ワクワクが止まりません。この作品で生きられる喜びを噛み締め、皆さまに最高の“お料理”を届けられるように努めます。楽しみにしていてください!

■勝村政信
石原さとみちゃんの二十歳の誕生日。二人でニューヨークのエンパイア・ステート・ビルの屋外展望台で、燃えるような夜景を眺めた。クリスマスイブの摩天楼からの夜景は、この世のものとは思えないくらい美しく、生涯忘れることができない。もちろん番組だが。
さとみちゃんの二十歳の誕生日をなぜ僕と迎えることになったのか、未だに理由はわからない。その時からさとみちゃんを勝手に娘のように思っている。素敵な女優に成長したさとみちゃんにまた会えるのが今から楽しみで仕方がない。

<プロデュース・瀬戸口克陽コメント>
連載当時から原作の大ファンで、今回ようやく念願が叶い、最高のキャスト、心強いスタッフの皆さんと一緒に、“レストランモノ”の常識を覆すこの作品に挑めることに、心からワクワクしています。“王道でありながら予測不能のコメディー”を全力でお届けしますので、ぜひご期待下さい。

<あらすじ>
フレンチレストランで働いていた伊賀観(福士蒼汰)は、真面目で融通が利かず、営業スマイルもできない堅物のせいで、仲間からも客からもまったく評価されていなかった。
しかしそんな彼を高く評価する女性が現れる。その謎の女性は黒須仮名子(石原さとみ)。彼女は近々オープンするという自分のフレンチレストランに伊賀をスカウトする。
「スタッフに必要なのはオリジナリティー。あなたはいいサービスマンになるわ。きっと」その言葉に心を打たれ、彼女の店で働くことを決意する伊賀。
だがそのレストランは駅からも繁華街からも住宅地からも遠く離れた墓地の中に佇む店で、しかも彼女が集めた従業員は、元・美容師見習いの無邪気なコミドラン・川合太一(志尊淳)、牛丼屋の店長を5年務めていた店長・堤計太郎(勝村政信)、在籍した店が次々に潰れる不運の天才シェフ・小澤幸應(段田安則)、資格取得が趣味の元・銀行役員ソムリエ・山縣重臣(岸部一徳)と、小澤以外はフレンチ未経験の素人ばかり。
仮名子はなぜそんな彼らを集めたのか? はたして店は無事にオープンできるのか? かつてない、“至極のフレンチレストランコメディー”の幕が開く!

火曜ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』
TBS系
7月スタート
毎週火曜 後10・00~10・57

原作:佐々木倫子「Heaven?ご苦楽レストラン」(小学館ビッグスピリッツコミックス刊)
脚本:吉田恵里香
プロデュース:瀬戸口克陽
演出:木村ひさし、松木彩、村尾嘉昭

出演者:石原さとみ、福士蒼汰、志尊淳、勝村政信、段田安則、岸部一徳

©TBS

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