福田雄一が監督・脚本を手掛け、賀来賢人が主演するソフトバンク新ウェブCM『助けて!パワフルルーターZ』が3月29日(金)から配信される。
新CMは、データ容量50GBで対象の動画サービスやSNSが使い放題になる新サービス「ウルトラギガモンスター+(プラス)」を、福田監督独自の世界観で描いたウェブCM。賀来賢人が主演し、太賀、矢本悠馬、浅川梨奈が出演する。
物語は、ギガ(データ容量)が切迫してしまった世界で、太賀演じる怪人『G(ギガ)』と矢本演じる怪人『B(バイト)』が、浅川演じる女性を捕らえて高笑いするシーンから始まる。怪人たちは、若者にギガを無駄遣いさせて、それを吸収してエネルギーに変えてしまう怪人『ギガバイト』だった。ギガが無くなってしまうことに危機を感じた女性は、「誰か助けてー!」と大声で叫ぶ。
そこに颯爽と現れたのは、賀来演じる『パワフルルーターZ』。カッコよく登場したものの、怪人ベルトの『G』『B』を見て「グブ」と言い間違えてしまい、怪人たちに大笑いで指摘されるパワフルルーターZ。
慌ててどこかに電話をすると、怪人たちの名前が『ギガバイト』だと分かり、あらためてカッコよく決め直すが、どこか決まっていない様子。
怪人たちは誰も見たくないくだらない動画を見せようとするも、なぜか間違って300万回再生のかわいい動物集の動画を女性に見せてしまう。うっかりパワフルルーターZと共に楽しんで見ていると、どんどんギガが無くなってしまう事に気づく女性。
そこでやっと本来の目的を思い出したパワフルルーターZは、女性を助けるためにカッコよくポーズを決め、強力な電波を発生させようとして「ウィーフィーー!!」と叫ぶ。怪人たちにツッコまれながらも、何度も「ウィーフィーー!!」と叫ぶパワフルルーターZ。しかし当然、何も起こらない。
しまいには怪人たちから「それってWi-Fi(ワイファイ)の事じゃない?」と指摘されてしまい、またもや、慌てて誰かに電話をするパワフルルーターZ。
その間に怪人たちは誰も興味のない動画を女性に見せてギガを消費させようとする。電話の主から「Wi-Fi(ワイファイ)」と教えられると、「そんなん当て字ですやーん!」と文句を言いながらも「ワイファイ!ワイファーイ!」と叫ぶパワフルルーターZ。
するとようやく強力な電波を発することに成功し、女性のスマホはWi-Fiにつながる。Wi-Fiだけでなく、他の言葉も言い間違えをしてしまうパワフルルーターZは、自分が実は本物のヒーローではなく、偽物だと堂々と告白する。真実を告白する姿を見てバカバカしくなった怪人たちはあきれて帰ってしまう。
https://youtu.be/Gj4f0smRQlk
<出演者インタビュー>
◆今回はストーリーとキャストのどちらを先に考えられたのですか?
賀来:それすごく知りたい!
福田監督:もちろんキャストですね!今回はソフトバンクさんからのお仕事ということで、絶対負けられないと思いました。そしたらもう、あいつらしかいないな、と(笑)。
賀来・太賀・矢本:おおー!うれしい!!
福田監督:浅川さんのことはあまり知らなかったのですが、ずっとラブコールを送ってくれていたので、僕の作品を好きと言ってくれるのであれば、世界観も理解してくれているのかなと期待していました。期待以上にバッチリハマってくれましたね!
浅川:ありがとうございます!夢がかないました!
◆キャストの皆さんは、初めて台本を見た時どう思いましたか?
太賀:いやもう…この1対2の構図はいつもの感じだー!と(笑)。かっくん(賀来)がいて、僕と矢本くんが悪者で…みたいな(笑)。
賀来:そうだよね、一番やりやすいやつ(笑)。
矢本:もうこうなると、かっくんが引っ張ってくれて太賀が暴れるので、僕はついていくだけですね(笑)。でも、あの登場シーンはひどい!あれは笑いをこらえるの無理だよ?(笑)
賀来:あれね!直前に思いついたんだよー。
福田監督:このメンバーで、こんな超豪華なセットを用意していただいて、ただ「ウィーフィー」って言いたいだけのばかばかしい作品をやらせてもらう。最高ですよね!もうほぼほぼ、コントです(笑)。