『映画 少年たち』初日舞台あいさつ&“映画と実演”が行われ、ジャニーズJr.のSixTONES、Snow Man、宮近海斗(Travis Japan)、中村嶺亜(7MEN侍)、本木克英監督が登壇した。
1969年の初演から50年を迎える舞台「少年たち」をジャニー喜多川氏製作総指揮の元、映画化。それぞれの事情を抱え少年刑務所に収監された少年たちが若さゆえに生まれる抵抗、葛藤、友情をオリジナル楽曲とダンスに乗せて描く、日本初のミュージカル・エンターテインメント。
3月29日(金)の公開初日から4月7日(日)まで東京・丸の内ピカデリー1にて『ジャニー喜多川が贈る「少年たち」の映画と実演』が実施。登壇者のSixTONES、Snow Man、宮近海斗(Travis Japan)、HiHi Jets、美 少年、少年忍者、7MEN侍の中からサプライズで登場し、“実演”を行う。
この日は、SixTONES、Snow Man、宮近、中村が『Fire Storm』を披露しながら客席後方から登場し、「盛り上がってますか、楽しんでますかー!」と問いかけると、会場はヒートアップした。そして、メガホンをとった本木監督も登壇し、舞台あいさつが始まりMCを深澤辰哉と田中樹が務めることに。
初日を迎え、ジュン役の京本大我が「僕たちジャニーズJr.が魂を込めて作った作品。47都道府県で上映されるということで、普段ライブでも周れない場所に映画という形で、横山(裕)君、戸塚(祥太)君と共にジャニーズJr.を見ていただけるのがありがたい」とあいさつすると、情報屋役の田中も「作品を通して『ジャニーズってすごいな、ジャニーズJr.ってすごいな』と世間に広められたら」と。
またマル役の佐久間大介は上映後の観客がやや固いように見えたそうで「声出しをしましょう!」と提案。「僕が『最高でしたか?』って聞くので、「最高ー!」と答えてください」と。そして『この映画、最高でしたかー?』『最高!』の掛け合いに会場がさらに盛り上がり、佐久間も「ありがとうございます!」と笑顔を見せた。
映画初出演となる宮近と中村。宮近の「こんにちは~」に観客が拍手で答えるも、「あ、皆さんも『こんにちは』って言ってくださいね」と。さらには、SixTONESとSnow Manにも「こんにちはって言ってください」とお願いし、会場全体からあいさつが返ってきて「満足です!」と笑った。さらに宮近は「初映画がジャニーさんの作品で、本木さんが監督でよかった。僕の初めてはジャニーさんと本木さんです」と照れる場面も。
いっぽう、中村はほかのキャストから「登場シーンが良かった!」と褒められ笑顔を見せるも、劇中で披露しているヨーヨーは苦戦していたようで「家でも練習していたんですけど、本番で1~2回失敗してしまって。でも、(岩本)照君も元々ヨーヨーができなかったけど、劇中で披露しているのを見て、いい励みになりました」と。
本木監督は「東西ジャニーズJr.が大勢出演していろんな役をやったけど、みんなそれぞれ役をつかんでいたし、映画向きの抑えた芝居もしていて、べた褒めしていいぐらいよかった!」と絶賛した。さらに、なにわ男子や関西ジャニーズJr.の出演シーンでは「彼らはアドリブがうまいって話を聞いてたので、見せ場を作ろうかなって」とアドリブがあることを明かした。
そして4月13日~20日に開催される『北京国際映画祭』のパノラマ部門へ正式出品されることが発表。田中が「せっかくなので誰か現地に…」と提案すると、ジョー役のジェシーが「僕が行きます!」と挙手し「世界へ羽ばたくということで、英語を話したり、この作品やジャニーズの良さをアピールできたら」と意気込んだ。
「4年間、舞台「少年たち」をやらせていただいているから、まさか『映画化になるとは』という驚きの中、さらに『北京映画祭』に出品するなんて…」とメンバーたちが驚く中、ヒロト役の森本慎太郎は「僕はすごいうれしいよ~、って言ってたよ」とジャニー社長の物まねを披露する場面も。
最後に「半世紀以上、受け継がれていてジャニーさんの愛がたくさん詰まっている作品に、東西ジャニーズJr.に横山君、戸塚君と一緒に携われてよかった。今後も半世紀以上、100年、200年受け継がれる作品にしていきたいので、たくさん見て広めてください」(岩本)、「僕らも映画化にあたりブラッシュアップして思いを乗せられたのはうれしい。もっと僕たちと一緒に映画を盛り上げていきましょう!」(京本)とメッセージを送った。
この日は、『Fire Storm』のほか『DayBreaker』『君にこの歌を』など5曲披露。2階席にもメンバーが登場し、会場を魅了した。
『映画 少年たち』
全国公開中
配給:松竹