荒牧慶彦、溝口琢矢、富田健太郎が就活生にアドバイス!

映画
2019年04月01日

映画「シュウカツ3」DVD発売記念イベント
 映画「シュウカツ3」DVD発売記念イベントが行われ、荒牧慶彦、溝口琢矢、富田健太郎、千葉誠治監督が登壇した。

 本作は面接官からの解決不可能に見える課題や、困難な状況をクリアし、内定を獲得しようともがく若者たちの姿を描くオムニバス・サスペンス映画「シュウカツ」シリーズの第3弾。

 「二次面接 遺産」に出演した荒牧慶彦は、撮影について「1日で撮影したので、朝早くから夜遅くまでタイトなスケジュールの中、僕は1対1の話でせりふ量がとてつもなく多かったので、大変だったなって印象があります。説明ぜりふの掛け合いで、記憶がつながらなかったので覚えにくかったです。文章をそのまま覚えるみたいだったので学校の勉強みたいでしたね」と。

 「一次面接 就職という名のゲーム」に溝口琢矢と共に出演した富田健太郎は「会議室で撮影していたのでだんだん眠くなっていきました(笑)。非常に楽しかったです」と。溝口は「4人の掛け合いだったので、自分のターンがあるんですよ。その自分のターンの時に結構労力使うんです。トミー(富田)はそのターンが最初にきて、その後は聞いて観察する側だったので眠くなったんだと思います」とフォローした。

 就職活動がテーマの映画ということで、俳優になったきっかけについて、荒牧は「俳優活動している高校の友達の姿がきっかけで俳優面白そうだなっていうのを思っていて、大学の就職活動の際にこのまま普通に会社に勤めるのかなって思っていたころに『俳優やってみたいな』って想いがあって飛び込んでみました」と。

 溝口は「高校生ぐらいまではこれを職にとは思っていなかったです。でも、高校3年生の時に初めて舞台を経験して、お芝居って相当楽しいなって感じて意識し始めました。高校の進路の時に大学の話もありましたが、いろいろと考えたうえ役者の道を選びました。高校在学中に高校卒業認定試験、いわゆる大検を受けて高校卒業の資格を取ってたんです」と明かした。

 就職、転職活動中の人へのアドバイスとして、荒牧は「僕は俳優がやりたいと思って結果仕事ができている。自分が抱えているのは1回挑戦してみるのはありなんじゃないかと思います。思い切ってやってみるのもいいと思います」と語った。

 溝口は「コミュニケーションが取れるか取れないかが1番大きいなって思います。僕らは舞台をやるごとにカンパニーが変われば人も変わるので、コミュニケーションがとれないと表現ができないとひしひしと感じます。僕はしゃべるのが好きなので、ちゃんと人の話を聞くことを気をつけてます。面接でも自分をアピールすることが大切だと思います」と。

 富田は「絶対自分の好きなことをやった方がいい。あとは自分が何を大切にするかだと思います。夢なのか生活なのか、それによって妥協ポイントも違うと思う。僕は夢を追いかけたいと思ったから自分のやりたいことを全力でやっている。情報社会なので自分を見失わないこと。周りに流されない自分にならないと、結局相手は自分を分かってくれない。それは難しいことだけど、それをやっている自分を誇りに思える自分を好きになるのはすごく大切だと思います」と熱く語り、会場から拍手が送られた。

映画「シュウカツ3」

主演:渡部秀、荒牧慶彦、溝口琢矢、富田健太郎、正木郁
監督・脚本:千葉誠治
製作・制作プロダクション・配給:ノースシーケーワイ

公式サイト:http://www.shukatsu-movie.com

©2018「SHUKATSU 3」面接委員会

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