4月16日(火)スタートの吉高由里子主演『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)のプレミアム試写会が行われ、主演の吉高のほか、向井理、中丸雄一、内田有紀、ユースケ・サンタマリアが登壇した。
原作は、自身も会社員を経験しており、作品ごとの徹底的な取材と軽快な筆致による作風で人気を博している朱野帰子のお仕事小説「わたし、定時で帰ります。」シリーズ(新潮社刊)をドラマ化。「働き方改革」が叫ばれる現代にこそ観てほしい、現代に働くすべての人を応援する“心温まるワーキングドラマ”だ。
今回、TBSドラマ初主演で、OL役も初めて演じるという吉高は「4月16日の放送が待てないくらい、皆さんのリアクションが見たくて。面白かったですか?」と問いかけると、会場からは大きな拍手が。
これに吉高は「お世辞の拍手じゃないことを祈って、皆さんも一緒に宣伝しましょう」と。さらに、このイベントが17時ごろに開催されたことから、会場にいる人たちが早く会社を切り上げたのでは?という流れに。それに吉高は「みんなどうしてるの?」と質問を投げかけていた。
向井は「優勝しました。100万円はケータリングとかに使います」と4月6日に放送された『オールスター感謝祭』について触れ、これにユースケが「80万ちょうだいよ(笑)」と冗談で向井に手を出し、会場が笑いに包まれた。
吉高演じる結衣の元恋人で、ワーカホリックの種田を演じる向井は「仕事は好きですね。だから考えていることは分かる。ダメ社員みたいなキャッチフレーズですけど、みんなが悪いことをしてるわけではないんだけど、仕事に対して信念が出て、結衣とぶつかるということだと思うので、それぞれの信念があるからこのドラマは面白いのかなと思います」と。
結衣の恋人・諏訪を演じる中丸は「比較的、定時で帰りそうな顔だと言われます」とあいさつ。これには、吉高ら共演陣も中丸の顔を覗き込み、納得といった表情に。
「仕事もそれなりにやっていると思うんですけど、それと同じくらいプライベートも大事にしているキャラクター。器用な人なんでしょうね」と役柄について語り、今後、結衣と種田、諏訪の3人の間に何か起こるのかという問いに「6話くらいの話なんですけど、ここでしていいんですか?」と返すと、向井や吉高らから「台本変わるらしいよ」「早めに忘れたほうがいいよ」と。これに、中丸は「全部読んじゃったんですけど」とたじたじになり、大粒の汗を流していた。
双子を出産し、育児休暇から戻ってきた賤ケ岳を演じる内山は「私の同級生がキャリアウーマンで、お子さんを生んで元のポジションに戻れないと悩んでいる人も周りにいると思います。女性が仕事を頑張るというのは、この時代でもなかなか難しいと思うんですけど、賤ケ岳が背負ってじゃないですけど、結衣と再び出会ってどういうふうに変わっていくのかが見どころです」と。
結衣の部署の新任部長で、結衣の前に立ちはだかる福永を演じるユースケは「ブラック上司って言われているけど、言うほどブラック?って感じだったでしょ?ただ、まだ片りんも見せてないから。徐々に出てきて、最後にはとんでもないことに!」と。
主人公の結衣がモットーを持っていることから、自分のモットーは何かと問われた5人。これまで冗談を連発していたユースケが「最近では、自分より年齢が下の後輩との仕事が増えてきました。後輩でも呼び捨てせずに、君とかちゃんをつけて呼ぶことかな」と。
中丸は「楽しもうという気持ちですかね。ドラマでも、グループ活動でも心がけてます。つらい時は、楽しいと自分を洗脳してます」と、洗脳している様子を再現すると、会場からは笑いが起こった。
内田は「役に真摯に向き合うこと」、向井は「遅刻しないこと」、吉高は「スタッフさんの名前を覚える」と挙げ、それぞれのモットーに一同共感していた。
最後に吉高が「登場人物の誰かしらに感情移入というか共感できるキャラクターが皆さんいると思います。このドラマを見て少し気持ちが楽になったり、また明日も頑張ろうという内容になっていますので、3か月間皆さんどうぞ見守ってください。今日は本当にありがとうございました。18時なので、私は定時で帰らせていただきます(笑)」とドラマの決めセリフで締めくくった。
火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』
TBS系
4月16日スタート
毎週火曜 後10・00~11・07