美智子さまの物語を初ドラマ化、永作博美が東宮女官長演じる「とても心温まる作品」

エンタメ総合
2019年04月15日

『プリンセス美智子さま物語 知られざる愛と苦悩の軌跡(仮)』
 『FNN報道スペシャル 平成の“大晦日”令和につなぐテレビ』(フジテレビ系)が4月30日(火)後6時30分から放送される。

 番組では、総合司会をタモリが務め、平成最後の夜から新時代・令和の幕開けまで、約6時間半にわたり生放送。平成という時代が終わる大きな節目に“新しい皇室のあり方”を模索されてきた天皇皇后両陛下のこれまでの歩みを、独自映像と関係者から得た秘蔵エピソードで振り返る。

 今回、美智子さまの知られざるお気持ちがつづられた貴重な資料を独自入手。初めて民間から皇室に入られ、前例のない子育てやファッションが注目され、“ミッチーブーム”に世の中が熱狂した一方、伝統の壁や批判にさらされた美智子さま。その時、美智子さまは何を思われ、そしてどのように逆風に立ち向かってこられたのか。

 実は当時、美智子さまは苦しい胸の内をノートにつづられていた。番組では、美智子さまとごく親しいある人物が、それを一字一句、書き写していたノートを独自入手。「“伝統と進歩”というむづかしい課題の前で、いつも私は引き止められ、立ちどまって考えてしまいます」(原文ママ)など、ノートには美智子さまの本当のお気持ちがつづられていた。そして今回、美智子さまが書かれたイラストをそのまま書き写したページを初公開。イラストとそこに記された文章から、皇太子妃として、そして妻として母としてのご自身のお立場について思慮され、そのあり方を模索されていた切実な思いが明らかになる。

 そして、その貴重なノートを基に『プリンセス美智子さま物語 知られざる愛と苦悩の軌跡(仮)』として、世紀のご成婚と美智子さまがこれまで歩まれてきた道のりを、東宮女官長の目線からドラマ化。ご在位中の天皇陛下・皇后陛下の物語をドラマ化するのはこれが初めてとなる。

 永作博美が主演を務め、東宮女官長・浜村時子(仮名)を演じる。浜村は旧華族夫人で、皇太子妃に仕える女官のトップ・東宮女官長に任命され、美智子さまの身の回りのお世話からお妃教育を担当することになる。突然のことに戸惑いながら、伝統を重んじる立場から、“新しい皇室”を模索される美智子さまに、皇室のしきたりを厳しく指導する。しかし、美智子さまに最も近くでお仕えするうちに、そのお人柄やご努力を目の当たりにし、次第に美智子さまへの思いを変えていく。

 さらに、両陛下に仕える侍従や女官たちしか知り得ない、天皇陛下と美智子さまの本当の素顔が、側近たちが撮影した貴重な秘蔵写真で明らかに。また、5月1日に即位される皇太子さま、皇后になられる雅子さまはどのような皇室を作られていくのか。新たな時代を築かれていくお2人の知られざる姿を関係者の証言など独自取材で明らかにする。

 また、改元のその瞬間、カウントダウンで盛り上がる話題の場所、全国各地の今を生中継で結び、喜びの表情を伝える。

<永作博美 コメント>
◆美智子さまの物語をドラマ化するのは初めてになりますが、脚本を読んでいかがでしたか

「日本の歴史として興味深く読んでいました。とても心温まる作品で驚きました」

◆演じられた東宮女官長・教育係の浜村時子という女性をどのようにとらえていらっしゃいますか

「フラットな方なのかなと。華族という誇りの中にもどこか安定感、安心感を思わせる方だったのかなと思いました」

◆皇室内というあまり知ることができない世界ですが、演じられていかがでしたか。またどのように役作りされましたか?演じられる上で気を付けたこと、ご苦労などありましたらお聞かせください

「役を作りきれませんでした。そのくらい私のいる世界とはかけ離れた世界でした。言葉の違いにもかなり戸惑いました。知らない世界で常に張り詰めた緊張感。私の役どころについては、厳しくお勤めされていたようですが、やはりどこか人間くさい、人の情けのようなものを知っている方なのかなと。少しでも感情を出せるところは出したいと思っていました」

『FNN報道スペシャル 平成の“大晦日”令和につなぐテレビ』
フジテレビ系
4月30日(火)後6時30分~深0時55分生放送

<出演>
総合司会:タモリ
進行:三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
情報キャスター:椿原慶子(フジテレビアナウンサー)
ゲスト:木村太郎 他

<ドラマ出演>
永作博美 他

番組サイト:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/heisei-ohmisoka/

©フジテレビ

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