連ドラ初主演の中村隼人を共演の稲森いずみと新川優愛が絶賛

ドラマ
2019年04月23日

『BS時代劇 大富豪同心』
 5月10日(金)スタートの『BS時代劇 大富豪同心』(BSプレミアム)の試写会に、主演の中村隼人、新川優愛、稲森いずみが出席した。

 本作は中村隼人主演のコミカルな時代劇。ひょんなことから同心になった江戸の超豪商の孫・卯之吉(中村)が、江戸で起こる数々の事件を、はんなりと他力本願で解決していく物語。

 主人公・八巻卯之吉を演じる中村は「“はんなり”ということがこの役を一番表現している言葉なのですが、それをどう役に入れて表現すればいいのかが難しかったです。菊野を演じる稲森さんや美鈴を演じる新川さん、またいろいろなキャストの方々やスタッフの方々に支えられてここまで来れたと思っています」とあいさつ。

 本作で連続ドラマ初主演を務めることについて「まさかと思い本当にびっくりしました。原作を読ませていただいた時に、三味線を弾くシーンや日本舞踊を踊ったりするシーンなどの所作が重要になると思いました。だから僕にお話を頂けたのかなと思って、精いっぱい応えていきたいです」と。

 女剣士の溝口美鈴を演じる新川は「時代劇がほぼ初めて。所作やせりふを覚えるのが難しく、しかも殺陣もあるので、どうしようってなっていたんですけど、スタッフさんも所作や殺陣の先生も優しく教えてくださるので、少しずつ成長できているのかなと思います。まだ撮影は残っているので、自分のできることを全部出し切りたいです」と意気込んだ。

 人気芸者の菊野を演じる稲森は「今までは城の中できちんとしている役が多かったのですが、街にいる芸者という役がすごく新鮮です。街の中で起こる事件や問題を解決したり、(卯之吉を)助けていくことに楽しみを感じながら毎日撮影しています」と。

 新川や稲森との共演について中村は「僕は稲森さんとまだそこまでたくさんお話をさせていただいていないのですが、勝手に親近感を持っていることがあって…」と語り出し、「稲森さんが鹿児島出身で、私も鹿児島生まれ。僕の名前『隼人』は鹿児島のおじいさまの薩摩隼人からきているんですよ。いつか話そうと思っていたので、もう10話の撮影になってしまいますが言えてよかった(笑)」と安堵の表情を浮かべると、稲森に「早く言ってよ(笑)」とツッコまれた。

 また、新川については「共演してから同い年ということを知り、いろいろなことを共有したり話せています。卯之吉と美鈴は複雑な関係で10話までいくのですが、新川さんのおかげで楽しく撮影ができているので感謝しています」と。

 これを受けて新川は「中村さんは細かいところまで全部が卯之吉さん。歌舞伎の世界にいる方だからかもしれませんが、モニターで拝見させていただいてもはんなりしているなと思っていました。でも休憩中になると、石井(正則)さんをいじり倒して、石井さんがツッコんだり、私は見て笑っています。いつも明るくみんなを引っ張ってくださる方です」と。

 稲森も「軽やかさがあります。悩んだり、演技を考えているのかもしれないですが、卯之吉の通りはんなりした雰囲気をずっと出されていてこちらまで癒やされます。その軽やかさが心地良くて、とても良い座長でうれしいです」と中村を絶賛した。

『BS時代劇 大富豪同心』
BSプレミアム
5月10日(金)スタート(全10回)
毎週(金)後8・00~8・43

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